小田城コースを往復、富士山の展望箇所が多い。
宝篋山(ほうきょうさん 標高:461b)
昨年の暮れから約20日雨降らずで湿度は低い、関東平野晴れず富士山が見えない日が多い!

 

日程201919日(水)晴れ

 

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山頂は寒い、笑い声のお二人さん!
霞ケ浦が大きく広がって、展望は素晴らしい

コース

宝篋山小田休憩所1025―(0:07)→大師堂10:32―(0:12)→要害展望所10:44―(0:07)→富岡山山頂10:51―(0:09)→堂平11:00―(0:07)→純平歩道分岐11:07―(0:20)→七曲11:27―(0:07)→硯石11:34―(0:10)→下浅間11:44―(0:07)→山口コース分岐11:51―(0:06)→三差路11:57―(0:10)→12:09宝篋山山頂12:25―(同じコースを引き返す 1:15)→13:40宝篋山小田休憩所

歩数:14,063

 

 

 宝篋山は筑波山の横の峰です、縦走路が有りそうでないようです。筑波山方向から国道125号を走り小田十字路を左に曲がると、民家の間に宝篋山入口が有って、左に曲がると宝篋山小田休憩所、休憩所の手前と田んぼの奥に普通車約70台分の無料駐車場がある。

平日でも混んでいる。満車の際は小田の街中の市営筑波山麓小田駐車場をご利用くださいとつくば市のホームページに記されている。混んでいる場合は北条大池側の平沢官衛遺跡、茨城総合体育管か山口コース辺りの駐車場から登る事にしている。山口コースの景観良好ポイント(万博記念の森)からの富士山や筑波山の光景が人気です。また、北条大池の大池公園前と小田十字路の宝篋山入口間はJR土浦駅からのバスが走っている、利用したい。歩いても静かで楽しいものです、ただし、車にはご注意ください。

 毎週登る年配の女性が言うには「筑波山はここより登りはキツイが、ここの山頂は筑波山より大きな展望が広がって、心を大きく、前向きにしてくれる!」、確かに一利ある、筑波山はここより山容が大きく、自然研究路があり、裏筑波も面白が、歳を重ねると自分に合った登りが良いのだろう。

 

 さて、宝篋山に登りましょう!

 

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左:駐車場から宝篋山を望む      右:大師堂

 

宝篋山小田休憩所の駐車場に車を停め、田んぼを過ぎると極楽寺コースと常願寺コースが右に別れ、小田城コースはまだ先だ、直ぐ大きな駐車場がある、この駐車場の入口の先に小田城コースの登山口がある。

 

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 笹に囲まれた長い道が、右に曲がって上がると、大師堂で仏像が整列している、建物の手前で裏に回ると、仏像が赤いエプロンを付けずに同じ数ほど一列に並んでいる。

この建物の裏に一度は入って見たいものです、裏の道は大師堂の先で登山道に合流、チョット足場が悪いが秘密の場所です(笑)。

 

 

 

 

 可愛い赤いエプロンを付けた仏像の前を通過すると、小田城跡方面から登ってくる道が合流してくる。

 

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左:宝篋山のコースで一番の急坂               右:急坂を登った所で、富士山が左端見える!

 

 この合流点から、宝篋山で一番の急坂、思わず上から登山者が降りて来てほしくない所だ、二組の下って来る、下る人も大変です。足を滑らかうと危ない、だが、ここを上り下りする人は良く知っており決して急がない!

 急坂で、要害展望所の方を見ると、グルリと岩肌が見え、ここが深く掘られている、これから要害展望所まで、この岩の囲みの縁を歩く事になる。

 急坂を登り切るとベンチが置かれている、このベンチに腰を下ろし、手前の笹の縁に雄大な富士山は肉眼で見えるのだが、デジカメには残らない!

 

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要害展望所、牛久大仏

 

 美しい富士山が、要害展望所でも見るがカメラでは無理、富士山から左に目を移すと東京タワーがあって、直ぐ左に東京スカイツリーが見えるのだが、今日は二塔とも見えない、さらに目を左に移すと高い牛久大仏が目に入る。その左が霞ケ浦である。富士山が見えるとこれらの二塔よりはるかに高く大きく見え、その雄大さを誇る。

 

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左:富岡山山頂展望所   右:山頂1.9`/コース入口1.0`

 

 要害展望所から右の雑木林の間に宝篋山を見て、スギ林に入り、中世城の道、初めは薄暗い、明るい登山道に移り、舟ガ城跡展望所(期待するほど展望は無い)を左に見送り、薄暗い十字路に富岡山山頂展望所の入口、ここを入ると富岡山山頂展望所に上り、ここは期待の展望が広がる、富士山も見え、木々の間に筑波山が大きく見える。

 

 富岡山山頂展望所入口に戻って、薄嫌い登山道、堂平、山頂1.9`/コース入口1.0`の交差点。この道標を見ると、登山道の傾斜が段々とキツクなり、道幅が狭く、左が谷で落ちない様に!

 

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左:浅瀬橋                  右:純平歩道 極楽寺コースまで1.0`

 

 小田城コースには、この浅瀬橋が本コースでは一個だげの橋、極楽寺コースと常願寺コースは沢沿いを歩くので橋の数が多く、歩いたら数えてください!

 まもなく純平歩道入口でここは登山道を進む、純平歩道は太郎こぶしで極楽寺コース、くずしろの滝で常願寺コースと合流が続く、一度は歩いて見たいコースです、純平歩道は踏み跡が薄くなり維持が心配になる!

 

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左:スギに絡みつくフジ        右:登山道脇のベンチから

 

 純平歩道を見送り、スギ林、太いフジがスギに絡みつく、低山だが多くの自然が楽しめる。

 更に登ると左に展望広がる、登山道から1,2歩入り込んだ所にベンチがあって、小休止ができる、ヤブに囲まれるが、木々の間から展望が広がる、良く晴れれば富士山が見えるだろう。

 

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七曲                 ウラジロ(裏白)ウラジロ科

 

 続いて七曲、急な坂をクネクネと登る所、思ったよりキツイ曲がりではない。この辺りウラジロが群生している。

 

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左:硯石                     右:やっと山頂が見える

 

 七曲を過ぎ、やや平らになると、硯石がある、自然の石が硯石に適すので、長い年月に少しずつ人の手で硯になってしまったのだろう、とても面白い!

 宝篋山山頂の宝篋印塔(2.5b)は見えないが、電波塔がみえてくる、まだまだ山頂は遠い。

 

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左:下浅間の鳥居          右:下浅間

 

 下浅間に着く、この辺り木々が切られ展望台になっている、ヤブに中に祭られた下浅間だったが、大きく変わっている、下山時に展望台に寄ることにして先へ。

 

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裏からのコースが合流  展望が開けます

 

 北条大池方面から登って来る新寺コースと山口コース(2)が途中で合流し、小田城コースにここで合流。

 

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ここから最後の登り

 

 山頂へのコースは「おみざらし」0.1`/山頂0.3`/山頂0.2`と分岐、山頂0.3`はトイレの広場経由(団体の場合はこちらを!)。ここは直登の0.2`、分岐11:573分で山頂に着けば12時に到着だが、7分後に山頂で目標の12時に間に合わなかった。

 

 鳥居を通過すると宝篋山山頂の宝篋印塔である。

 

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左:筑波山                       右:筑波山神社周辺

 

 宝篋山山頂に立つと正面に大きく筑波山が見え、右奥に加波山と燕山が見える、二座とも双耳に見え、同じような感じです。目を関東平野に向けると晴れていれは富士山も見る事ができます。

 また筑波山の左奥に日光連山、浅間山など晴れると美しく見えるが、今日は霞んで見えません。冷たい風が体に当たるのか、山頂に留まる人は少ない様です。ここは標高461bです。筑波山と反対方向の東には日本で2番目の面積を誇る霞ヶ浦、その奥に太平洋(鹿島灘)を望むことができる。 また、南西には関東平野を一望でき、空気の澄んだ日には富士山が見え、奥多摩の並びみ、榛名山・赤城山・日光連山とパノラマを楽しむことができます。つくば市の自慢の山であり、年中大勢の人が登ってくる。

 

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左:日光連山方面          右:奥多摩の山々

 

 今日は晴れているが、霞がかかり、日光連山方面の方向は男体山が薄く見え、奥多摩の山々も薄く見えるだけです。

 

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東方向は霞ヶ浦が広がる

 

 霞ヶ浦の方向は筑波山側と違って、ベンチは少ないが、お弁当を広げて、ノンビリと景色を楽しむことができますから、この方向が好きです。

 

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左:霞ケ浦は大きい                   右:宝篋山山頂の宝篋印塔

 

 冷たい風が吹き付けるので、持ってきたパンとジュースを早々と食べ、宝篋印塔を治め下山。

 下山も小田城コースを選択、同じ道を引き返す。

 

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気になる山口コース

 

 山口コースは(1)(2)があり、(1)は宝篋山山頂から筑波山方面の尾根を通り、万博記念の森を経て下るコースで富士山が良く見える。(2)は小田城コースの硯岩より山頂側に分岐がある、この分岐は上の写真でベンチの腰を下ろし、休憩することができる。

 

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下浅間からの展望

 

 どんどん下ると、登りに寄った下浅間に着く、ここは人の手が入り、巨岩表に出て見晴らし台になっている。人の手が入ると崩れやすいので心配です。歩いてた小田城コースは古い登山道で、小田城からのメインコースで、一番歴史がある。

 

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左:堂平       右:要害展望所

 

 ようやく、薄暗い堂平を経て、明るい要害展望所に着く、毎週のように登っている女性に出合う、登りはチョット難路の極楽寺コース、下山は歩きやすい小田城コースを選んだそうです。年配者にとって良き選択です、山登りは楽しい方が良いネ。

 

HP:わたしの天気予報