宝篋山(標高461b) 富士山と筑波山・加波山が良く見える山 |
日程2016年12月9日 (土)晴
コース つくば市城山8:30=(国道408号)⇒田中交差点=(国道125号)⇒小田十字路9:00⇒宝篋山小田休憩所9:05=(国道125号)⇒大師堂入口駐車場(空き地)9:18―(0:04)宝篋山小田休憩所分岐9:22―(0:13)→要害展望所9:35―(0:09)→小田城コース分岐・富岡山頂9:44―(0:19)→純平歩道分岐10:03―(0:21)→硯石10:24―(0:10)→下浅間神社(展望所)10:34―(0:02)→山口コース分岐10:36―(0:05)→山頂0.3`・山頂0.2`・おみざらし分岐10:41―(0:09)→10:50宝篋山山頂11:00―(0:07)→山桜の森11:07―(0:12)→大岩群・沢源頭・太郎こぶし11:29―(0:20)→慈悲の滝11:49―(0:03)→五輪塔11:52―(0:08)→地蔵菩薩立像12:00―(0:04)→小田城コース・常願寺コース分岐(宝篋山小田休憩所)12:04―(0:05)→大師堂・宝篋山小田休憩所分岐12:09―(0:02)→12:11大師堂入口駐車場(空き地) 小田十字路=(国道125号・R53)⇒西大通入口⇒自宅へ |
朝起きると寒いが、冬型の天気配置図で、快晴! 行きは遠回りになるが、見晴らしの良い田中交差点を経て、国道125号に入り、左に筑波山を眺め、小田十字路で宝篋山小田休憩所へ入るが、この小田休憩所の手前右も常願寺コース方向の駐車場が満員、軽自動車でも入れない! 小田十字路に戻って右折、大師堂入口(標識は無いが国道125号を何度か歩いているので解る)を入り、民家が終わった場所に空き地があって、駐車場に利用できる。(大師堂入口:小田と宝篋山入口に関東バス停が在るが、この間です、宝篋山トレッキングマップの大師堂の下に位置する)。 他の車は無いが邪魔にならないように停める、準備を整え、出発。背の高い笹の根本に宝篋山への道標が置かれ、ここを入る。荒れた道を緩やかに登れば、宝篋山小田休憩所から大師堂の前(並んだ地蔵の前を通り)を通る小田城コースに出合う。
小田城コースの道標に従って、急な坂を登る、仲良し老夫婦が手を握りながら登って行く、左に要害が見え、平らになってベンチで、お二人は腰を下ろす。 追いつき「富士山って綺麗!」と言うと、疲れた体を忘れ「そうですね、小田城はよき場所に建っていますね!」と会話が進む。
要害を見下ろし、平坦な登山道は木々が生え、よく日が照り暖かい、足元の草も元気です、小さなピークに着く、ここの先が要害展望所で木々が伸び富士山方向が見えないが、危険防止の綱の先では見事な富士山が見られます。この展望台の眺めは見事です。 登山道に戻って、薄暗いスギ林に入り、舟ガ城跡展望所などに寄って、広い登山道を行くと、関鉄の小田バス停から登って来る道が合流し、富岡山の寄り道がある。
富岡山山頂に立つと、牛久大仏や東京スカイツリーがクッキリ見え、富士山は山頂からは邪魔者があって見えないが、ちょっと身を移すと綺麗です。筑波山は木々の間ですが美しい双耳峰で実に見事です。ベンチが置かれ休憩にはよい。 登山道に戻って、薄暗い見晴らしのない平坦な道を進みます、途中、堂平の道標を見て、尚、平坦な道ですが気持ちがよい。 まもなく、明るくなって、登り坂が始まる、とても気持ちの良い道が続き、下ってくる人に出逢う。 最初の分岐は純平歩道の分岐、この歩道を行くと下山時に通過する常願寺コースの太郎こぶしに続きます。 ヒサカキが多く見られ、再びスギ林に入り、ここで男性に抜かれる、スギ林を抜け、数回曲がって登ると、抜いた男性が休憩、ここは富士山がよく見える所です、彼は「この写真を家内に見せても、、、、お!凄いと言わない、、、」と言いつつ早いスピードで登って行く。
これと言った凄い坂や曲がりは無いが、七曲の道標がある。この辺りウラジロ(裏白)が多いところです。
七曲が終わって、平らになると、硯岩、大きな石が硯になっている。何処かの硯石は「年中水が絶えることがないと言われる凹みのある石。源頼朝が奥州征伐の折、この石を硯にして墨をすり妻への便りをしたためたといわれている」そうです、宝篋山の硯石? 山口コース分岐で、4人の登山者に出逢う、聞くと駐車場は込み、臨時の場所を使ったそうです、この辺り凹になった登山道をクネクネ登り、登山道は二分し、左に入る、彼らは右に入る。右入ると展望所へ、左は下浅間神社に着き展望所を見下ろす、展望所に向かった彼らを見下ろすことになる。 この展望所は新しく作られ、昔の下浅間神社の薄暗いメージは無く、今や人気の休憩展望所になっている。神社の庭の大きな岩に登れば立派な富士山が眺望! ここの展望所に寄った人は、下浅間神社まで上がり登山道に入り、落ち葉の多い道を登る。
まもなく、おみざらしの分岐、左に入ると、沢の源頭のような場所に着きますが今回はパス、中央の山頂への道は山頂から宝篋山山頂・常願寺コース・極楽寺コースの分岐広場に行く道、左の道は直接宝篋山山頂への登山道。 ここは左の道に入ります、宝篋印塔を目指し急登、手を握り合った親子に簡単に抜かれ、ようやく小さな鳥居をくぐり、振り返って富士山を振り返るが、桜の枝が伸び鳥居の間から見え憎くなっている。 宝篋山山頂に宝篋印塔(ほうきょういんとう)が立つが、目は前方の筑波山の雄大さに引かれてしまう、筑波山から右奥の加波山まで稜線が続き美しい。 もっと早く山頂に来ていれば雲がかからない富士山が見たかも知れない。
展望を楽しみ、宝篋山山頂・常願寺コース・極楽寺コースの分岐広場へ下ります。広場から広い林道を下る、下り切った所が常願寺コース・極楽寺コースの分岐、山桜の森。 極楽寺コースに入る、山桜とコブシが群生し、特にコブシは「こぶしの森」が有って、花期に来たいところです。
ヤブツバキの群生に入るが、太いツバキの幹が切り倒され、木々の間を抜けるのに苦労したが、今はごく普通の登山道です、私としては、身を細くして下った極楽寺コースが好きでした、赤い花が顔スレスレになった斜面は懐かしいのだが。 ヤブツバキの斜面を下ると、一寸平らで、休憩ベンチが置かれている。
この休憩ベンチの周囲にヤブコウジが真っ赤な実を付けている、ヤブツバキのような運命に成らないか一寸心配する? 富士山の見える、展望の良い所を通過、スギ林に入ると、純平林道は小田城コースからここへやって来る、沢の源頭になっている、極楽寺コースは左に下る、直ぐに太郎コブシ、この辺りベンチが新設され、宝篋山の沢の源頭雰囲気が消えている、太郎こぶしが長く長く生きて欲しいものです。
太郎こぶしを見上げ、沢沿いに下る、美しい滝が現れ楽しい所です。この時期は11〜12時頃通過すると、滝に美しく日が当たり撮影に嬉しい時間です、日が入らない時間帯に通過すると薄暗い登山道になりましね!
慈悲の滝を過ぎると、五輪塔へ立ち寄る道が分岐、石蔵や鎌倉墓などが現れ、自然と五輪塔の前に導かれる。 五輪塔を離れ、極楽寺コースに出ると、美しい田んぼの道に出ます、振り向くと宝篋山が美しい。 宝篋山小田休憩所に向かう道が田んぼの縁を通過する道と、直進の道に二分。 ここは直進してモミジに包まれた地蔵菩薩立像を訪れる、美しい立像が祭れている。 宝篋山小田休憩所分岐が目の前に現れ、手前の駐車場の前に、大師堂への登山道があり、ここに入ります、道は林道のように道幅が広く、左への道を見送り、大師堂へ軽く登り、綺麗に並んだ石蔵の前を通過し、大師堂入口駐車場(空き地)と戻ります。
この駐車場は一台の車も見ませんでした! 帰りは国道125号を左に曲がって、小田十字路へ進み、次のガソリンスタンドを右に曲がって西大通入口交差点に出て、帰宅。 |
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