二ツ箭山(ふたつやさん)(標高:710b) 

大雪の中 アカヤシオツツジは咲き出しました 阿武隈山地

日程:2010417日 (土)雪後晴れ

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月山付近 数日後満開を迎える

コース

二ツ箭山駐車場9:40―(0:05)→登山口9:45―(1:20)→月山アカヤシオ群生地11:05―(0:10)→月山山頂(標高659b)11:15―(0:20)→男山・女山と猫鳴山分岐11:35―(0:01)→二ツ箭山山頂(標高710b)11:36―(0:19)→月山山頂11:55―(1:00 アカヤシオ鑑賞)→登山口12:55―(0:10)→13:05二ツ箭山駐車場

 

 

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夏井川渓谷 アカヤシオツツジ(岩ツツジ)

 

 いわき市に入ると、福島県南部大雪注意報、都心では41年ぶりに遅い雪が降ったことになる、天気予報を聞くと、午前中降水確率90%、午後は20%になるという。

 

二ツ箭山の大駐車場、奇麗なトイレもあって、雪が止むのを待つには文句なし、当然一台の車も来ない、9:30すっかりとは晴れないが霧雨になり、歩き出す、コースは右の月山コース、沢コース、左の尾根ルートがある、月山コースを選択する、民家の間を登ると、林道は荒れ、二分する所に二ツ箭山登山口があり、右に曲がると数台の駐車場が有るが、やはり、ここより停めた駐車場の方が安全だし、迷惑にならない。

 

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立派な案内図 期待できるコースだ!

 

 ここは直進する、まもなく、十字路で林道は右折し直ぐ先で終点、登山道は直進する、その先で月山コースは右に分岐、真っ直ぐは男体山、女体山への道です。

月山コースに入ると杉林の急登、アセビの木々が現われ、雑木林になる、さらに急登し、平坦になると背の高い笹に登山道が覆われ、下半身どころか腰から上も雪で冷される、雨具をしっかり着込む、ただ、アイザンは不要です、福島県もこの雪は想定外で刈込みはまだ、でもアカヤシオツツジの頃は登山者も多いので、ちょっと不満が残ります、一般的には紅葉の終わり頃刈込みをしてくれる所が多いですよね!と言っても登山は自己責任です!

 

笹を分けながら進むと急登、降ったばかりの新雪で歩くには問題は無いのだが、笹や木の枝を頼って登るので指先が軍手を通し染込む雪解けの水滴はヒシヒシと冷され、動かなくなる、軍手を取りタオルでぐるぐる巻いて対応する。

 

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それでもドンドン雲は薄くなってくる

 

 急登を登り切ると、吊尾根気味の岩道になる、足元にピンクの花びら、見上げるとアカヤシオツツジがチラホラと咲き出している、ここは約標高500b、今週はこの辺りが咲き出していることになる、再び急登、巨岩の横をすり抜けてゆく、周囲にアカヤシオツツジが多いのだが、撮影は指が冷たく無理です。

 

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月山山頂 積雪は20a

 

 月山山頂は展望が良い、男体山、女体山が雪化粧と言うか雪のスッポリ覆われて見える、せっかくここまで登ったので二ツ箭山へ向かう、積もった雪の傾斜道、鞍部になると笹にスッポリ覆われた登山道になる、ひどいものです。

 

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えー!ここを行くの?

 

 真冬なら氷点下20度!今は歩いていれば凍結はしない、ドンドン進む、傾斜はそんなになく、雪に覆われるが、問題なく猫鳴山方向と男体山・女体山分岐に着く、二ツ箭山は猫鳴山方向へ70b入った所にある。

 

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二ツ箭山山頂

 

 二ツ箭山山頂は展望もなく、山頂に着き、その確認をしたら戻るだけです、分岐に戻って男体山・女体山へ100bほど進んで観たが、さらに積雪が深く、岩場の通過は危険なので、月山に戻ってゆっくりアカヤシオツツジを鑑賞することとし引返す。

 

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山の上の交差点 この雪では戻るしかない!

 

 自分が開き歩いた雪道を下る、月山手前の鞍部の笹を被う雪はかなり落ち歩き易くなっている、それにしても雪道に残った足跡はだらしない歩きでちょっと恥ずかしい。

 

月山に戻り、下山すると、登って来た道ではない登山道があるが、そちらは歩き易いようだが、やはり、登ってきて見つけたアカヤシオツツジの咲く、岩場の道に入る。

 

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アカヤシオツツジと雪

 

まだまだ、満開は先だが、開花時期も美しいのがアカヤシオツツジであり、濃いピンクが可愛らしい。

 

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来週は見頃ですね!

 

雲が切れ青空がどんどん大きく開いてくる、登った時の雪は融け始めた、今度は木々に積もった雪が落ちて首に入り込む。

 

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アセビ

 

 アセビの坂になると、杉林は直ぐで、ここまで下れば雪はほとんど消えている。駐車場に戻ると、八王子から大型バスでやって来た20人ほどの登山者がスタートして行く!人気の所に来る人はチャンスを逃さないものです。

 

国道399号を引返し、R41に入って夏井川渓谷へ、磐越東線の電車が速度を落とし見せてくれると言うアカヤシオツツジの鑑賞へ、背戸峨廊入口を過ぎ線路を渡ると左の山に咲誇る。13:39 ちょうどその電車がやって来る!

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左:電車の中から見えたかな?              右:隠れた美しい滝

 

発電所の周囲を飾るアカヤシオツツジ群生の斜面は見事です。

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左:発電所       右:夏井川渓谷

 

 アカヤシオツツジから目を移すと渓谷美!

 小野まで行けば三春のサクラが近いけど、今日はアカヤシオツツジが本命です。

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今年見なかったかた来年こそお出かけください!

 

 今週は標高500b辺りが咲き出した、標高1000b、標高1500b、、とアカヤシオツツジが開花してゆく、さて貴方はどこに何時見に出かけますか?

 

 阿武隈山地のツツジ、特にアカヤシオツツジはとても魅力、また見に来ましょう、今度は快晴の日に、4月中旬の雪、ビックリでした!!!

 

HP:わたしの天気予報