茨城県大子・袋田の滝 奥久慈男体山 (標高:654b)月居山(標高:404b)

袋田の滝から月居山経由で奥久慈男体山へ

日程:20131116日 (土)秋晴れ

 

秋晴れ、大勢の人が袋田の滝・久慈男体山間の紅葉狩り縦走を楽しんでいる、出会った人によると、紅葉時期は‘まだ、見頃’と言う、‘まだ’、‘見頃’と言う人が半々、立から来た男性と私を加え、‘今日が紅葉真っ盛り’で決まり?でも人それぞれである。

場所や日の辺り具合によりますが、袋田の滝から生瀬滝観爆台を経て月居山の間、男体山手前の見返坂は見事でした。

特に見返坂は‘まるでモミジ’を「見返り」しなからの急登でした。

 

 
左:見返坂のモミジ       右:奥久慈男体山山頂

コース  

JR常磐線牛久駅6:01=(JR常磐線)⇒6:58JR水戸駅7:28=(JR水郡線)⇒8:44JR袋田駅8:45―(0:50)→9:35袋田の滝9:45―(1:13)→月居(つきおれ)峠10:28―(0:16)→月居山(標高:404b)10:44―(0:01)→展望岩10:45―(0:14)→鞍部・国道461分岐10:59―(0:21)→第一展望台(標高:423b)11:20―(0:14)→11:34第二展望台11:45―(0:34)→90度右回り12:19―(0:14)→沢出合の鞍部12:33―(0:07)→12:40小ピーク・大木12:47―(0:08)→二本木道の橋続く12:55―(0:05)→水根沢源流・鞍部・見返坂登口13:00―(0:12)→白木山分岐・主稜線13:12―(0:36)→男体山神社分岐13:48―(0:19)→14:07奥久慈男体山山頂(標高:654b)14:17―(0:17)→鞍部・谷を覗く14:34―(0:07)→主稜線終了14:41―(0:04)→大円地越14:45―(0:13)→崖崩れ14:58―(0:17)→大円地15:15―(0:17)→登山ポストのピーク(西金駅まで以後下り)15:32―(0:37)→湯沢温泉16:09―(0:17)→国道118出会16:23―(0:01)→16:24JR西金駅16:56=(JR水郡線)⇒18:01JR水戸駅18:20=(JR常磐線)⇒19:35JR牛久駅

徒歩:38,033

 

JR牛久駅の始発は6:01、徒歩で駅に行く、この時間バスはないし、遊びに行くのに送ってもらうのも気が引ける!家を5:10に出ないと間に合わない、余裕が有ればコンビニも立ち寄れる。

日ノ出は6:26JR高浜を過ぎる頃、筑波山を朝日が照らし雄大です。JR友部駅6:43着JR岩瀬行は6:48発、これに乗り換えれば岩瀬から筑波連山縦走‘ここ’(日が短い時期はJR常磐線土浦駅始発5:48に乗りたい)ができる。

JR水戸駅6:58着、JR袋田行きは7:28(郡山行)で30分ほど待ち時間がある、袋田の滝の紅葉狩りでほぼ満席で出発、袋田の滝・奥久慈男体山間の縦走する人々も大勢乗り合わせているようです。

袋田の滝と奥久慈男体山縦走には
@電車のみ利用し、JR袋田駅からスタート、終点がJR西金駅
AJR西金駅(無料駐車場あり)に車を置き、電車でJR袋田駅へ、ここから歩き終点がJR西金駅
B袋田の滝(無料駐車場あり)周辺に車を置き、電車でJR西金駅へ、ここから歩き終点が袋田の滝
C袋田の滝に車を置き、奥久慈男体山を往復する
D大円地に車を置き、奥久慈男体山を経てJR袋田駅へ下って、電車でJR西金駅、大円地まで!
*JR水戸駅発袋田行き始発6:207:28は二番目、袋田駅水戸行き始発5:09,二番目は6:46

奥久慈男体山に最初に登って袋田の滝へ向かう人の方が袋田の滝からの人より圧倒的に多いようです、何故かは良く判らない、私は電車なので決まって@ですが!

JR袋田駅から滝本行きのバスは10:35まで無い、袋田の滝まで約1時間、袋田の滝へ徒歩で向かう女性二人、男性は数人、大勢の団体は車をつかうようです。JR水郡線の鉄橋まで電車との競争、電車の方が早く鉄橋は無電車、R324は踏切を渡り、国道118461の交差点を通過、国道461を行くと交通整理員が立っている、ここは左折し袋田の滝に向かう、モミジが美しい、生瀬富士方面の山肌が紅葉で綺麗に染まっている。

滝川の左右に車道があって、どちらを選んでも大差は無い、右の広い道を行く、りんご園が有って、大きな駐車場が続き、この駐車場でトイレをお借りする。

車道終点で二分、左の橋を渡れば利用料300円で袋田の滝観爆台+新観爆台が楽しめる、ここは右に入り、月居山の登山道に入り、すぐ左の茶店に入る、一般道から一段上の茶店の庭先は素晴らしい観爆になっている(この茶店の手前の道が月居山への登山道がある)、茶店から下って滝川の吊り橋に向かって観爆。

大勢の観光客、登山者往来、橋が大きく揺れる、日本三名爆、滝の流れが大岩壁を四段に落下することから、別名「四度の滝」とも呼ばれ、また一説には、その昔、西行法師がこの地を訪れた際、「この滝は四季に一度ずつ来てみなければ真の風趣は味わえない」と絶賛したことからとも伝えられている。夏に訪れると私も四度の滝を見たことになるが、決まって秋か袋田の滝が凍結する時期で数回きている。2012/2/12 真冬の縦走(小学2年生の孫が同行)

滝川の橋から先は有料、引き返し、急な鉄製階段を上がる、奥久慈男体山へは先ほどの茶店からスタートする人達が多いが、袋田の滝から縦走するならこの鉄製階段を登る。

頑張って登る家族、鉄の階段が石段に代わり、鎖等を頼って急登、天狗岩辺りまで来ると袋田温泉を見下ろすようになる、そして袋田の滝を真横から観爆する場所がある、ここの迫力は新観爆台以上です。

さらに登ると生瀬滝入口だ、登山道から数十b入ると生瀬滝観爆台、観光客はここで引き返すが、このまま月居峠まで登ってしまった方が先ほどの茶店に楽に降れます!

さらに登ると生瀬滝方面の分岐、滝の上の村が見える、ここは自然研究路で野鳥が紹介されている、真っ赤に染まったモミジに励まされて、ようやく一個目のピーク、生瀬富士が高く見える、眼下に袋田温泉。足が震える岩場から覗くことになる。

急な石段はまだまだ続く、次の岩場で新観爆台が見える、その観爆台ははるか眼下である、手を振って叫んでも一人も見上げてくれない。

この先のまだまだ石段が続く。

まだまだ長い、ようやく最高点だが展望は無い、逆から登った男女の登山者に出会う、彼らによると、大勢奥久慈男体山に向かったらしい、同じ電車で来られた団体さんであろう。

ピークを下ると休憩ポイント、ここから月居峠に急降下、長く危ない石段で急坂、ここの紅葉がとても美しい。中腹の月居観音に立ち寄る、正面に回って見ると素晴らしい展望が得られる。

下った所が月居峠、大木の杉に囲まれ薄暗い峠で、幕末の頃、天狗党・諸生党の戦いがあった歴史の峠だそうです。

袋田の滝から登り始めた茶店に周遊する道と奥久慈男体山・月居山への分岐、奥久慈男体山・月居山へ向かう、イヌシデ、アオハダ、イロハモミジ、コナラ、クマノミズキが生えるジグザグの登山道、奥久慈男体山からこの時間ではまだ縦走者が来ない、袋田の滝から月居山往復の人々が5,6人下ってくる。

巨岩を過ぎ、荒れた登山道を登り切ると紅葉に囲まれた月居城跡に飛び出る、頂上は左上にあって、標高:404b、袋田の滝から登った人達が数組み休憩中、モミジが多く紅葉狩りに良いところ。

奥久慈男体山縦走路、一人の男性が軽装(後で確認したが飲水は持っている)で先をゆく、急坂を下って鞍部、彼は展望岩を迂回行く、ここは展望の良い巨岩によじ登る。

第一・第二展望台は先だが、それらに匹敵する展望台です、ちょっと一休みに良い岩場、大勢は無理!

展望台から岩尾根を下る、迂回路に合流、このコース一の荒れた急坂、ここで逆に登ってくる身軽な若者に会う、奥久慈男体山からここまで約1時間半とのこと、月居山から2時間が一般的でから早い!

美しい紅葉を見て、数回の綱場を慎重に降り、薄暗い杉林の鞍部、軽装な男性に追いつく「男体山を往復する、、、。」と言う、結果的に奥久慈男体山で別れるまで彼と抜きつ抜かれつの関係になる。ここ人が【C袋田の滝に車を置き、奥久慈男体山を往復する】ケースです、驚き!

薄暗い鞍部から国道461へ下る分岐、雑木林を登ると水根・男体山分岐です、紅葉を楽しみ尾根道を快適に進む、まもなく美林の杉林、ここを抜けると国道461の分岐、国道461への登山道は綱が貼られ通行禁止!だんだん道幅が狭く細い尾根歩き、雑木林にモミジ生え贅沢な紅葉刈りコース。足元にはコアジサイが黄色で可愛い。

急坂を登れば第一展望台、標高:423bで通過した月居山の標高:404bより高い、晴れ過ぎで日光連山が確認できない、久慈川が紅葉の山々に流れ見晴らしがよい、軽装の男性も追いつく、一人のおばさんは足が痛く男体山側から縦走する仲間を待つ、同行を誘うが、今日はここまでで袋田の滝へ引き返すと言う。

急降下、ここで第一展望台は巨岩の上と判明、危ない岸壁です、ここから小さな上下を繰り返す、細い尾根が続き、奥久慈男体山から縦走の人に合うようになる、モミジが一段と鮮やか、中には見頃はこれから、いや今が最高と言う登山者、モミジの葉に枯葉が付かず、私は今が写真の写りも綺麗で見頃だと思うのだが!

ちょっと急登、右眼下に谷、ここ一段と綺麗な斜面です、まもなく狭い第二展望台、覗いて見るとここは久慈川の方向が絶壁、踏み外すと大変、ここで休憩ゆで卵とって回復し元気、負けじと軽装の男性が追いついてくる、彼は水しか持っていないという、この勢いで彼は奥久慈男体山に行く気満々で先に進んで行く。

第二展望台を過ぎると、奥久慈男体山に大きく近づく、ここから、180度右に曲がる所までモミジが綺麗です、特に右の雑木林にモミジの群落がある、縦走路の中間地点です素通りして行く人も多いが奥久慈男体山からやってきた若者が無心にシャッターを押し続けている姿は感心!若い女性の組は素通りである。

「奥久慈男体山のモミジって汚い、、、、」と言う男性、20年近く紅葉を写し続ける熟年男性「モミジも見頃は過ぎている、、、」と言う、東北の山、谷川・尾瀬の山々の紅葉、筑波山や加波山の紅葉を見ているが、今日の奥久慈の紅葉は素晴らしい、袋田の滝から延々と続く紅葉狩りは楽しい!

紅葉に雑木林に先に奥久慈男体山を見て180度大きく曲がり、紅葉に飾られる谷を下る、皆さん可愛い帽子をかぶりニコニコして通り過ぎる団体に出会う、下り切ると薄暗い鞍部で小さな沢を横切る、谷を抜け、登り切って、下ると広場で第一展望台で会ったおばさんの仲間の団体さん、数十名の方が昼食中(一匹の犬を連れて)。

再びの登ると巨木、登山道からちょっと離れるので根っこに腰を降りし昼食、この辺り日が当らず紅葉は進んでいない。

今度は荒れた路、湿って、道が狭く難儀のトラバース、小学一年生を連れた家族、袋田の滝まで後約2時間。

トラバースを終えて下ると、また団体(この団体さんも含め出会った団体は熟年さん)さん、モミジに日が差込み素晴らしい、「モミジが汚い、、、」と表現した人は、奥久慈男体山からここまで時間的に日が差込まなっかたのでは?ここの辺を13時頃通過予定としたからドンピシャである。2011/11/12の紅葉狩り

背の高いササに囲まれた登山道、小さなピークを過ぎると二つに橋を渡る、冬には凍結して歩きにくい、水根源流の小さな沢を渡る、見上げると上の方から登山者が大勢降りてくる、前回の時は鎖でしたが今日は綱が新設、若いご夫婦「余りにも綺麗なので見返りながらく、、、」と言う、ここが「見返坂」で、袋田の滝から月居峠に登る方がキツイ所でしたが、ここは大変、綱が有るとは言え足元は滑り、足を止めてモミジを見ないと危険です。

見返坂は縦走コースで一番美しいモミジでした。

岩に足場が掘られ一歩一歩、ようやく尾根で白木山(標高:610b)への道を分ける、軽装の男性が一服している、流石に大変だったようです。

ここは稜線を右に、一度下って、谷を覗き、左に持方牧場を林の向こうに見て、右に奥久慈男体山山頂を見て、左の峰を巻き、美しい森を見て下って、急登、正面に山頂の鉄塔が見え、主稜線に飛び出る、一段と展望が開け、男体山神社へ下る分岐、三人登山者が下ってゆく、健脚コースはもっと上の東屋に降り口がある、大円地で一般コースと合流する。三人の下った男体神社へは長福で上小川駅へ下るコースと滝倉沢を経由するコースに別れる。

山頂を見て進むと「目指せ頂上!絶景が待っている★」(大子町立南中学校)、この標識を見て荒れた最後の登り、展望が開け左の林に綺麗なモミジ、山頂直下に東屋、大円地に下る健脚コースがある、東屋から一気に山頂へ登てしまいたいが、縦走の為か一気に行けず数回呼吸。

奥久慈男体山(標高:654b)、南側の男体神社奥社の祠に立つ、条件が整えば八溝山、那須連峰、日光連山、富士山も見え、東京スカイツリーも見えるほど、今日は雄大に筑波山を遠望する。残したおにぎりを食べ休憩、「絶景が待っている★」は本当である。

続いて北側の山頂へ、軽装の男性のお元気に到着、日立から来た彼、遠望の高鈴山(標高:623b)を望む。

彼と別れ、東京スカイツリーの展望案内の建つ急斜面を下る、一般コースだが岩場が多く、注意。

元気に男の子が登ってくる、小学1年生。一度鞍部に降り、急登、登り切って平坦な尾根道、松の木を見て主稜線から離れ、大円地超、大円地へと下る、薄暗い状の登山道、この辺り紅葉はまだ始まっていません。

足元の悪い崩れ地、杉林を淡々と下ると、大円地集落、健脚コース分岐。

車道に出て、左折、左に大きな駐車場、ヘリコプターの爆音で振り向くと救出レスキーのヘリコプターが山頂で停止、しばらくして一人が綱で降りる、、、、

救出レスキーの出動現場は分からないが、紅葉に時期に事故が多いようです。登山届ポストを見て、JR西金駅へ下る、大円地に車を置き縦走した男性が登ってくるJR西金駅から約一時間とのこと、彼は【D大円地に車を置き、奥久慈男体山を経てJR袋田駅へ下って、電車でJR西金駅、大円地まで!】。

JR袋田駅で頂いた時刻表だと西金駅:15:52,16:56,18:02,19:19,20:39とある、16時半頃西金駅に着くだろうから急ぐ必要はない。

下りのみの林道、約1時間の下りになる。

大円地越から直進し櫛ヶ峯・入道岩・釜沢越・篭岩を歩き湯沢峽を歩けば湯沢温泉に下る、並行して奥久慈パノラマラインが走りこの時期ここをドライブする人が多い。

湯沢温泉を16時過ぎに通過、国道461までは25分ほど、先行に二人の登山者、、、、。

彼らは【AJR西金駅(無料駐車場あり)に車を置き、電車でJR袋田駅へ、ここから歩き終点がJR西金駅】でした。

駅ギリギリに年配の女性の団体がやってくる。

JR西金駅16:24、JR水戸駅18:01、上野行18:20発でJR牛久駅に19:35の着く、、、ノンビリ!

使った切符は「ときわ路パス」大人2000

利用期間は春季:2013216日〜2013512日の土休日、

秋季:201391日〜20131130の土休日と1113

*鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜公園、関東鉄道にも乗れる!

 

HP:わたしの天気予報