天城山 万二郎岳(標高1300b)万三郎岳(標高1406b)  小室山(標高321b)

日程:200518-9 8:雨後晴れ  9:快晴


万二郎岳手前の斜面から大室山

コース

8日:つくば市4:40⇒野田市=(国道16号)⇒橋本=(国道129号)⇒茅ヶ崎=(国道1号)⇒小田原8:36=(国道135号)⇒河津=(県道14)⇒湯ヶ野温泉=(国道414号)⇒箕作11:50=(県道15)⇒12:30大沢温泉(長九朗山周辺)13:30=(県道15)⇒箕作=(国道414号)⇒下田=(国道136号)⇒石廊崎=(国道136,135号)⇒小室山周辺

 9小室山周辺6:30←(1:00)→7:00小室山山頂7:30=(国道135号)⇒伊豆スカイライン入口=(県道111)⇒日本IMB8:20=(0:20)→天城高原ロッジ分岐8:40=(この間車:送ってもらう)⇒8:55天城高原ゴルフ場8:55−(1:00)→万二郎岳9:55−(0:05)→岩場ノ展望台10:00−(0:10)→標高1325bのピーク10:10−(0:05)→アセビのトンネル万二郎側入口10:15−(0:15)→石楠立(はなだて)10:30−(0:25)→11:05万三郎岳11:30−(0:25)→アセビのトンネル万三郎側入口11:55−(0:07)→アセビのトンネル万二郎側入口12:02−(0:18)→万二郎岳12:20−(0:1412:05天城高原ゴルフ場12:10−(2:10)→14:10日本IBM14:20=(県道111)⇒14:42国道135号=(国道135号)⇒小田原=(国道1号)⇒茅ヶ崎=(国道129号)⇒橋本=(国道246号)⇒環状七号線:上馬21:10=(環状七号線)⇒国道6号:青戸22:02=(国道6号)⇒つくば市

今日 8日は大沢温泉から長九朗山を登る予定だった。小田原迄は快晴だったが、熱海 10:00 辺りで雨が降ってきた、静岡放送の天気予報を聞くと午後から伊豆地方は晴れ、9日は快晴と言う、なるほど、河津辺りで青空が出て、大沢温泉12:30 に着いた時は快晴になった。しかし、大沢温泉から池代林道に入り未舗装になり、しばらく走って下り坂になっても登山道が見付からない、硫黄橋を過ぎた辺りに登山道が有るとの情報も得ていたが、その橋すら不明、橋は何度か横切ったが、その橋の名称も読取れない、しかたなく改めてシャクナゲの時期に再訪することとした。後で良く地図を見ると大鍋越の道を走っていたようだ、地元の人に良く聞き行動する事が大事だ。

石廊崎へ回って見た、快晴、太平洋、伊豆七島が美しく見え満足、特に大島は美しい、9日は天城山へ登る予定、国道135号を引き返し、川奈近くの小室山で夜明けを待つ。

小室山:9日 駐車場の前をまだ暗い6時、散歩をする人たちが5,6人通過してゆく、山頂まで歩いて見た、舗装の道がゆるやかに山頂を巻いて登って行く、左に民家を見て、山頂から斜面にはツバキがたくさん咲いている、反対に下る道を分け、右に登り詰めると、大展望の小室山(標高321b)の山頂だ、相模湾が広がって伊豆七島が並ぶ、反対には雄大な富士山が朝日を待っている、富士山の右に箱根の山々が見え、後方に丹沢連峰、その右端に美しい大山の姿が有る、さらに三浦半島、房総半島が太平洋に浮んでいる。


小室山から 富士山展望
丹沢の大山、太平洋に浮かぶ島々
三浦半島&房総半島  360度の大パノラマ
この景色を見るため 小室山周辺にて仮眠

足元には川奈ゴルフ場、そして手石島、初島、真鶴半島と続く。振向くと、朝日に紅く染まりだした大室山(標高580b)、矢筈山(標高816b)と並び、後方に遠笠山(標高1196b)、万二郎岳(標高1300b)、万三郎岳(標高1406b)と続く。やがて日の出の時、残念ながら雲の上からだが、伊豆半島、箱根、富士山に日が当たって素晴らしい。

天城山:伊豆スカイラインに向かって国道135号から曲がって行く、相模湾に浮ぶ島々が見え、やがて伊豆スカイライン料金所が右に見え、左に曲がって、天城高原に向かう、天城高原ロッジと天城高原ゴルフ場の分岐、天城高原ゴルフ場迄約3`地点積雪で道路は凍結、走れない事も無いが下りの事を考えてさっき通過した、日本IBMの研修所の前に旧道が有ってそこに駐車する事にする、天城高原ゴルフ場迄約4`地点。

歩き出して直ぐのカーブに富士山の良く見える所がある、がて天城高原別荘地管理事務所の前を通過、天城高原ロッジの分岐に着く、先ほど引返した地点。

ここからは雪の道路で歩き出すと、車が停まって「何処まで行かれます!」「天城山です」、「乗って行きませんか、私も万二郎岳へ行きますから」靴の泥を落とし喜んで飛び乗る。

3`、2時間は予定していたので嬉しい、道路は一度ピークを越え、下っている、この辺りは凍結して危ない、登って間もなく天城高原ゴルフ場の前にも駐車場が有り、登山口の駐車場は更に奥になる、広い道路が続き、広い登山者用の駐車場が有る、以前と雰囲気が大きく変わっている、車に乗せてくれた男性に訊ねると、数年前に整備され、大きなトイレも新設されたという。彼は年末にもここを訪れたそうだ、年々崩れが激しく、万三郎岳からは往復になると言う、「以前登ったときは周遊が出来ました」と言うと、ずいぶん前ですね、19971128日の事である。さっそく準備を整え出発、彼にはこの後万三郎岳を下山する地点で再会する。
 

天城高原ゴルフ場駐車場から登山口は一度駐車場に入った道路に出て、横切ると案内坂が立っている、杉林を下る、ゴルフ場の下部の堰堤を左に見て、やや登り涸れ沢を続けて二個渡る、アセビ「馬酔木(馬が食べ酔ったとか)」の大木が現われる。四辻―万二郎岳・万三郎岳の標識が出て 9:10 、万二郎岳から万三郎岳を経て地蔵堂を周遊する登山道がここに戻って来るが、万三郎岳から地蔵堂への登山道は通行禁止になっている。

イロハモミジ、イタヤカエデ、イヌツゲの花札が付いて大木の林が続くが、その9割はアセビである、四辻1.5`―万二郎岳1.0キロ地点 9:30 の先が崩壊の激しい所に出る、木々の間から富士山が見える。

崩壊地を横切って直ぐに傾斜がキツクなって、ここまで巻き気味の登山道は右に曲がって、万二郎岳に真っ直ぐ登って行くようになる、アセビの林は続く、四辻2.0`―万二郎岳530b地点 9:40 この辺り登山道は荒れている、アセビがツツジに変わると富士山が大きく木々の間に見えてくる、行く手が柵で通行禁止辺りは、相模湾が美しく見え、ここは大きく右に曲がる、箒木山(標高1024b)分岐があって、その先が万二郎岳山頂、展望は無く、男女4人、ご夫婦の登山者が記念写真。


万二郎岳と万三郎岳の間  アセビのトンネル

マユミ(槙弓)の立派な木の脇を通過し、展望の良い岩場に出る、東伊豆・南伊豆の山々が美しく、太平洋を見渡す、富士山は良く見えるが峰は雲に覆われている。

短い距離だが急坂を下る、万二郎岳470b―万三郎岳1.7`地点 10:08 の鞍部から今度は登り返す、ピークは万二郎岳より高い、登り切ったところに岩場がある、展望は良い。

5,6分緩やかに登るとアセビのトンネル入口になる、雪が深い、それにしても見事なアセビの森である。


天城山山頂はお花で飾られる

アセビのトンネル万三郎岳側に出て、少し下ると石楠立(はなだて) 万二郎岳1.2`―万三郎岳1.0`地点 10:30マメザクラの大木、また登りが始る、シャクナゲの大木が沢山見られる、噂通りである、シャクナゲに驚かされながら登って行くと、今度は美しいブナ林の斜面になる、10:45ブナ坂を登り切ると平坦になってブナの大木とシャクナゲの大木に囲まれる。


天城山山頂付近から富士山展望

万二郎岳2.0`―万三郎岳240b 10:55ここが万三郎岳天城山最高峰である、富士山が雄大であるが木々が伸びスッキリとは見えない。少し片瀬峠の方に行って見たが展望は良くない。

下山は同じ道を引返す、一度下って、登って、アセビのトンネルをのんびり歩き、岩場に立って展望を楽しみ、また下り、石楠立から登りが始って万二郎岳を経て、アセビの林をひたすら下る、木々の間から富士山や大室山が見える。

万三郎岳で10人程、まだ登って来る 合計で20人程だろうか。最後に会った登山者は若い女性 ガレ場を下った辺りだ、その後は1人にも会わず下山。

天城高原ゴルフ場から道路を歩く、朝の雪はだいぶ融けこれなら上まで車で昇っても良かったかも知れない、でも結果であって、今日のように快晴にならなければ最悪である。

車に戻り 14:10 お昼

国道135号に出る、伊東市を抜けるまで大渋滞、熱海はスムーズ、真鶴道路から西湘バイパス入口の石橋までのろのろ渋滞、しかし相模湾が夕日に輝き、景観を楽しむ、西湘バイパスは避け国道1号に入ると渋滞はなく、茅ヶ崎から厚木へ、帰路は国道246号で都心へ、中央高速・東名の大渋滞と聞くがスムーズ、車は停まっているより少しは遠回りでも走っていた方が断然速い、環状七号線もスムーズな走りで、つくば市へ。

HP:わたしの天気予報