私の散歩道 植物観察&家庭菜園 |
日程:2013年12月17日 (火)晴れ
ロゼット:ハルジオン
師走の夜空、見上げると雲が広がる、雲が流れ、満月が早足で流れ動くようだ、
新月12月3日から始まって、今夜が満月、
師走はあっという間に過ぎ、残り14日で2013年が2014年へ
『朝日新聞朝刊』
海があるなら祝日「山の日」、、、
超党派の国会議員でつくる「『山の日』制定議員連盟」は22日、
衆院第1議員会館で総会を開き、8月11日を国民の祝日「山の日」とする
祝日法改正案を議員提案することを決めた。
来年の通常国会での成立をめざす。
【趣味:山登り】
6,8月に祝日がなく、高山植物が一番美しい時期に!なぜ!
2014年のカレンダーをチェックしても
6、8月に祝日が無い。6月は「花の日」が欲しい感じ!
12月に咲く花:シクラメン、イソギク、カンツバキ、サザンカ
スイセン、ツバキ、ヤツデ、
私の散歩道、牛久沼に流れ込む稲荷川、高崎自然の森周辺を歩いてみた!
徒歩:9,635歩
自宅から茎崎交流センター図書館に向かう、車も通れる畦道、アオキ、ネズミモチ、ヤブツバキ、ヤツデなど、四季毎にその代表的な植物が目に入る、楽しい散歩道。
城山から弁天バス停に出る道路を渡る県民センターが見え、稲荷川に田んぼが広がる、この道は多くの雑草が咲き誇る、ただ、この季節が冬、そう多くはないと思いがち! 借りた図書を返し、再び稲荷川に戻る、ネズミモチ、ムクノキ等が川岸多く楽しみでしたが、刈られてしまった(河川保全で仕方がない!)、カワセミは飛来し住み着いて、野鳥観察の人を見かけたが、、、。今はノイバラやネズミモチの幼木が残り数年後には実をつけるだろう。 田んぼに中に花を咲かせた、タネツケバナを数多く見つける、花は十字、ここは日当たりが良く暖かい。花期にはロゼットの姿は無くなる?苗代に種籾を蒔く前に水に浸ける頃花が咲くことから種漬花。コンロンソウもタネツケバナの仲間です、花径がタネツケバナの2倍以上と大きく、また、小葉の先端が鋭三角形状の狭長楕円形状で、タネツケバナの円形状とは大きく異なります、私も見分けが付きます。 毎年、この土手で白花のタンポポ、シロバナタンポポが咲きますが、12月と4月です。花期は4月、ここは暖かいから12月の開花、隣のセイヨウタンポポも咲いていますが、タンポポは見かけません、筑波山のR42の縁で見かけるていど。 春の七草のホトケノザはタビラコ(田平子)でジシバリに似た花を咲かせ、このホトケノザと全く違う。この時期ヒメオドロキソウは目立たない。ホトケノザは秋に芽吹きロゼットで寒い冬を越す、根から直接葉を出して広げ、太陽光により暖められた熱を取り入れる仕組みで、根生葉と呼ぶ。ロゼットの語源はバラの花を上から見た形のことで、ホトケノザのロゼットは小さなバラの花びらが数多く咲き乱れた様に見えますが、畦道の土手は暖かく写真の通り花期のようですね! ホトケノザの閉鎖花は花を開かないで実を結ぶ、写真の頂点は閉鎖花?自家受粉の凄い戦略だそうです。スミレ、センボンヤリ、キッコウハグマ、フタリシズカ、ツリフネソウ、ミヤマカタバミ、キキョウソウ、ミゾソバが知られており、筑波山のキッコウハグマの開いた花を時期に探すがなかなか出会わない! 私の散歩道には年中花を咲かせ、実の付く穂綿が年中ボロ布の様にみえる。葉は家庭菜園人気のシュンギクに似ている、こちらも暑さ寒さに強く、私の畑にも年中、秋まきが一番美味しく、すき焼きに欠かせない、摘心栽培で春まで数回収穫、とは言え、シュンギクも日当たりで育てると立派に育つ。 スイバもギシギシも大規模のロゼットで、周囲の草たちの上に居座り、日当たりでは赤く染まって花の少ない冬の散歩道をちょっと飾っている。 ギシギシはアレチギシギシ、エゾノギシギシ、ナガバギシギシと複数、散歩道のギシギシも明らかに葉の形がどれかに当てはまる、この時期は「そう果」の無く良く分からない、難しい事は考えない。 花の下部から蜜を出す、吸うと甘い味がする、また、花が白から黄色に変わるので金銀花。従って別名:キンギンカ(金銀花)、スイバナ、ニンドウ(忍冬)と複数。葉は対生、葉柄は短く、全縁。枝先の葉腋から短い柄が出て2枚の葉と2個の蕾を付け、花の下部は長い筒状、先は上に浅く四裂、下に一片の唇形に五裂する。雄しべは5本。咲き始めは白いが、後に黄色になる。花全体に芳香。実は2個づつ並び、黒く熟す。液果(ブルーべりも液果)の中に種子が数個。写真のように、葉が冬に残って、内側に巻いて、寒さに耐える、忍冬。また葉は色や模様が様々で写真集が出来そう! 耕した畑の縁に春の七草が生え、花を咲かせている、次々に花を咲かせる無限花序、下方の果実が見えるが先端部分には次々と蕾ができ、開花する。田舎の母はペンペングサと呼び、抜いても抜いても生える雑草に困っていた。 イヌガシラ(犬芥子)と同じ仲間、枝先に柄のある黄色で直径3〜4mmの十字状花を多数開く。短角果は長さ5〜8mmの長楕円形。花期は4〜10月。イヌガラシは、果実が1.5cm以上と長く、葉の切れ込みが少ない。二つ並べて見ると果実はイヌガラシの方が棒状、スカシタゴボウは短く太っている。 果実は秋に黒紫色から黒色に熟し、甘くて食べられる。エノキ(榎)は果実が秋に赤く熟し、黒紫色に変わる、これも甘味があって食べられる。 ケヤキ(欅、槻)もニレ科、こちらも地味な花、雌雄同株で、雄花は若芽の下部葉腋、雌花は上部葉腋につくというのだが。葉は卵形あるいは卵状披針形で、先は鋭尖頭、質はやや薄く、縁には鋭い鋸歯がある、鋸歯の形に特徴がある、この形を覚えると、本葉が2枚だけの実生でもケヤキだと分かるほど。ムクノキやエノキと同じく、目立たない、同じ頃サクラが満開!果実は黒く熟し、果実を付けたまま枝は脱落し、遠方に散布してゆく。 アレチマツヨイグサ、コマツヨイグサ、メマツヨイグサそしてマツヨイグサがある、マツヨイグサは花が黄色でち萎れると赤くなる。写真のロゼットはオオマツヨイグサが生えていた場所で、オオマツヨイグサの違いないと思うのだが。コマツヨイグサは茎は立たずに這う、アレチマツヨイグサはメマツヨイグサとも呼ばれ、葉は細くて、ギザギザがない。
ツキミソウは白花、アカバナユウゲショウは淡紅色。それにしてもオオマツヨイグサのロゼットは大きいですね!ギシギシには負けますが!
見えない種子の形が犬の陰嚢に似ている、見る必要もないほど可愛くよく目立つ。そっと葉を分けると種子がぶら下がり納得!コゴメイヌノフグリの種子は表面に産毛が生えリアル。タチイヌノフグリは花も実も極小さく撮影に苦労する。 舗装の散歩道と田んぼの間の空き地に、ハルジオン、ヒメムカシヨモギ(姫昔蓬 キク科)が生える、オオアレチノギク(大荒地野菊 キク科)と比較されるが、ヒメムカシヨモギはへら状長円形で濃緑色、葉脈と葉柄は紅紫色を帯びる、一方、オオアレチノギクは、倒披針形で黄緑色のロゼットになる。 ゲンノショウコだろうか?葉は対生し、茎の下部についているものは5裂、上部に付く物は3裂の傾向があり、両面有毛、裏面は脈上に毛が多い、葉柄や花柄、茎には下向きの毛が多く、腺毛が混ざる。写真のゲンノショウコは日当たりの良い田んぼの縁、近くでアカバナユウゲショウが見られるところ。数多く生え、遠くから一面赤く驚き、田んぼなので薬害の影響で紅葉が進んだのでしょうか?
キツネノボタンとケキツネノボタンは区別は難しい、強い毒性。名前の由来は、ロゼットが美しい花の牡丹に似ていて、だまされた、そんな意味です。タガラシは果実のトゲがほとんど目立たず形態が紡錘型であり、ウマノアシカタはやや湿性のある草地に生育し、花が2倍ほど大きいことと、花に金属製の光沢がある。何れもキンポウゲ科で強い毒!
ノゲシに似る、触ると痛い、ノゲシは痛くはない、この事はロゼットでも同じ。芥子とつくがキク科、茎は空洞、花は春・夏・秋と咲き、茎頂に黄色の頭花をつけ、タンポポに似た花で、筒状花はなく多くの舌状花だけからなる。
高崎自然の森の縁に大木のコナラ、舗装の農道は市民の散歩道、田んぼ側の道端に転び出したドングリが芽吹き、ミズナラに似た葉、コナラは葉柄があり、ミズナラはほとんど無いに等しい。堅果、ドングリは年内に熟し、基部は小さな鱗片状の総苞片が瓦状についた殻斗(帽子)をかぶる、ドングリが殻斗に付いていた柔らかい部分は「ヘソ」と呼ばれ、哺乳類のそれと同じ意味だそうです。大木のコナラは葉を落とすが、幼い木々は多くの葉を付け黄葉の紅葉は綺麗です。今年のドングリは秋の内に根を伸ばし、翌年の春にミズナラに似た本葉を輪生状に伸ばす、ただ、成長し大木に生育するには厳しい環境条件が必要です。
日当たりのよい山野、川原、海岸などに生える。ノイバラによく似ているが、葉の光沢、托葉の形などで区別する、茎は地をはって長くのび、よく枝分かれする、枝は無毛で、まばらにカギ状の刺がある、葉は奇数羽状複葉で互生、小葉は2〜4対あり、頂小葉と側小葉はほぼ同じ大きさで、楕円径〜広倒卵形。ふちには粗い鋸歯がある、先端は丸いものが多いが、尖るものもある、革質で厚みがあり両面とも無毛、表面は濃緑色で光沢があり、裏面は淡緑色、側小葉には柄はほとんどない、托葉は緑色で下部が葉柄と合着し、ふちに先端が腺になった細かな鋸歯がある。枝の先に白い花を数個つける。花弁は5個で、倒卵形で先がへこむ。雄しべは多数、花柱は柱状に合着し、毛がある。萼片の内面には短毛が密生する。果実は偽果の卵球形で秋に赤く熟す。花期は6〜7月。
ちょっと、不明なロゼットも、寒さを防ぐと言うか、日光を一番多く受ける体制になっているようです。
タケ、ササ、バンブーと3つに分類。成長すると稈鞘(たけのこの皮)が落ちるのが竹、残っているのがササ、バンブーは熱帯地方に生育し、タケに似るが地下茎が横に這わず株立ちになる。写真のタケはハチク、マダケ、モウソウチク、、、?
果実がネズミの糞、葉がモチノキに似ているので鼠黐。トウネズミモチは葉を明るい方へかざすと葉脈が透けて見える、ネズミモチは葉脈が見えない。果実はネズミモチの方が花期が早く大きくなる、またネズミモチの方が細く黒い、トウネズミモチは粉白を帯びる。
アケビは小葉が5枚、ミツバアケビは小葉が3枚。ムベは小葉が3〜7枚。ミツバアケビやアケビの果実は熟すると割れて種子が散布されやすくなりますが、ムベの果実は開かず、閉じたままです。ムベは散歩道の民家の垣根に植えられているが、開かないまましぼんでいる、小鳥が食べに来ないようです。
家から出ると、春は若葉を枝先に垂れ下がり、黄褐色の絹毛を密に生えている。雌雄異株、10〜12月葉腋に1〜数個の散形花序、雌株だと同じ時期に前年咲いた花の赤い実が同時に見ることが出来る、写真の様に!咲いている花の果実は翌年赤く熟すことになる。
散歩道にシラカシもシロダモ以上に生え、シラカシはブナ科であって、その存在はシロダモを遥かに超えて大木になる。つくば市の街路樹は有名、学園東大通りは国道354と交差、そのまま国道6へと走ればシラカシが青々と葉を付けている、トウカエデは葉を落としている、我が家はコナラの落葉の掃除がようやく終わるが、シラカシも有って、芽吹く春には再び落ち葉の掃除が大変! 葉は互生、葉の裏が白みを帯びこの名前に!ドングリは帽子が半球形、横輪、タンニンを多く含み食べられる。リスは土にドングリを埋め渋抜きをするそうだが、家の近くにリスは住んでおりません! 散歩を終え、我が畑に:
ハクサイは紐で鉢巻、タマネギはクロマルチ、ハルキャベツはビニール、、、、横で雑草はスクスク、、、、。 |
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