甲州高尾山 標高1092b ここは山梨県の展望の山で富士山&南アルプスを望む  

日程:2003412() 曇りのち雨

コース

常磐線牛久駅始発5:346:23日暮里駅⇒東京駅⇒7:58高尾駅8:219:30勝沼ぶどう郷駅=(タクシー)⇒9:46前不動−(1:20)→11:09大滝不動−(0:25)→11:38大滝林道展望台12:10−(0:25)→12:42富士見台・甲州高尾山・展望台分岐−(0:30)→13:30甲州高尾山−(0:50)→14:35送電鉄塔−(0:30)→15:10大善寺=(タクシー)⇒天空ノ湯=(タクシー)⇒勝沼ぶどう郷駅17:10(臨時快速)⇒自宅

*山梨県の土曜日の降水確率80%、夕方から晴れの予報、朝の牛久駅は晴れ、高尾駅に着いた時は曇りになる、大滝不動から富士見台まで降水は無かったが甲州高尾山山頂から送電鉄塔まで雨になった。

 以下、その内容です:

 

高尾駅で同行の娘と待ち合わせ、何時もの8:21甲府行きに乗る、相模湖駅から各駅のサクラが満開だ、猿橋駅を出ると岩殿山が見え、中腹にサクラが咲く、大月駅で特急待ち時間を利用して岩殿山を写そうと思ったが送電線が邪魔をして絵にならない。笹子駅を過ぎると登山者はほとんど降りてしまう。上下の大日影トンネルは丁度甲州高尾山の下を抜けている。

 

勝沼ぶどう郷駅から大滝不動前までタクシーに乗る、沢沿いに上ってゆく、舗装され車は充分走れる、キブシが林道沿いに沢山咲く、この辺のサクラは咲き出したばかり、足元にはスミレが多い、甲州高尾山の案内が出てこない、地図とガイドブックを見て読んで進むがこのあたり省略されている頼りは地図上の道の形だけ、一台の車がエンジンを吹かし登って来る、細い急な林道は、やがて広い林道にぶつかる、その車は右折して行く、娘と協議の結果、左折を決める、さっきの車が戻ってくる。

 

そこから林道歩きが続く、左が開け甲府盆地が広がる、キブシの大木がある、案内版が無い、やがて大きく右にカーブ10:30、緩やかに登る、ひょっとして登山道が途中に有ったのかと少し心配、まー上に向かっているからとノンビリ進むことにする、今度は右側が大きく開けそこで休憩、眼下に沢が見え、その沢に木の橋が見え、登山道?と思う、すぐ目の前に数台の車が止まっている、先に追い抜いていった車が止まっている、ここが大滝不動5,6台の駐車場、トイレがあるが○でちょっと使えない。

 

大きな提灯が下がった山門を潜る、既に滝を見て下ってくるご夫婦に会う、目の前に滝が現われる、滝の左の長い石段を登る、本堂に着き、裏手に落差約140b以上の雄滝が見える、これは凄い、一見の価値充分、娘も感激!しきり、本堂も右の鉄の橋を渡って、今日始めての本格的な登山道に入る、左手に大きな岩から流れ落ちる細い滝を見て狭い橋を渡る、歩き易い登山道が続く、右に雄滝が見える。杉林を抜け、林道に出る、「左:富士見台、右:甲州高尾山」の標識、展望台はその標識から30bほど、甲府盆地が一望、ここで昼食、誰もいなく静かだ(この後広場が無い)。

 

標識に戻って、左:富士見台へ進む、大滝林道である、岩が崩れ落ち車は通行できない、やがて、標識があって、やぶっぽい登山道に入る、笹が出てきて、そこを過ぎると歩きやすくなって、まもなく棚横手山・富士見台の分岐、ここから稜線歩きが大善寺まで続くプロムナードコースだ。大菩薩連峰、奥多摩の山々連なって素晴らしい眺めだ、分岐から並行に富士見台を巻くような道もあるが、真っ直ぐ急登する、白樺が一本印象的、左は植林されずっと展望は良い、登りきった峰が富士見台、晴れていれば富士山が雄大なのだろう。

 

富士見台から下って行くと右に登山道が合流する、この後数個の峰を越えることになるが、大きく上下するわけでなく、楽しい稜線歩きが楽しめる、眼下に林道が見える、人の声がして5,6人の登山者が降りてくる、甲州高尾山山頂に着く、狭い峰、振り向くと富士見台からの稜線が綺麗だ。

 

雨が降ってきた、甲州高尾山剣ヶ峰方向に進む、甲州高尾山剣ヶ峰(標高1092b)は展望も良い、ここから剣ヶ峰らしい急坂が始まる、大きく下って菱山深沢林道に出る、林道歩きはいやだ!登山道はそのまま真っ直ぐ林道を突っ切っている、どんどん下る、鞍部、小さく登ると小高い高原状に着く、右側も開け、、眼下に勝沼ぶどう郷駅を囲む600本のサクラ並木が見える、唐松が新芽を噴出している、この辺が一番楽しい漫歩である、左下に中央線の二本のトンネルが見え、通過する電車が見える、更に下ってまた登ると送電鉄塔の下に出る、甲府盆地が広がって中央高速・国道20号が沢山の車を走らせている、何時の間にか雨がやんでいる、大善寺への標識に従って大きく左折、木々が切られ開放的な急な斜面を下る。

 

まだ真っ黒な枝を張っているぶどう畑に出る、新芽が吹き出すのは少し先のようだ、神楽を祭った小さな建物の前の石段を下る、大木のサクラが満開、そのまま国道20号に出て、右に進むと大善寺に入る、境内はサクラが綺麗だ、無断で境内に入れないようだ、大善寺の先に勝沼ぶどう郷駅への遊歩道があって、その道に入る両側は文字通りぶどう園が続く、石垣に野の花が咲く、ネコノソウ、スミレが可愛い。左の展望は素晴らしい、やがて大きなワイナリー:シャトー勝沼が左下に見える、ぶどう園を横切って、県道勝沼・塩山線にてタクシーを待つ、タクシーでぶどうの丘の「天空の湯」へ。

 

天空の湯:標高500b、富士山は見えないが大展望を露天風呂と休憩室から楽しめる。ただ休憩室は椅子で、ごろ寝ができないのが難点、車ならやはり「ほったらかし温泉」へ向かうことをお勧めする。

 

天空の湯から駅まで徒歩20分、朝からお付き合いしてくれる運転手さんを呼んで、送ってもらう、勝沼ぶどう郷駅のサクラは見事。

 

立川行き(17:15)を待つ、新宿行きの臨時の快速が17:10(駅の時刻表記入なし)先につく大月で降り、名物の釜飯、わざわざ快速を降り釜飯を買ったので売店のおばさん大喜び、ここの釜飯はおせいじ抜きに美味しく、娘と大月駅を経由する時は必ず食べている、大月始発18:38に乗ってビールで乾杯!

 

高尾駅で夕食、娘と別れ特別快速東京行きに乗る、車内放送「人身事故で運転を見合わせます!」19:00ころ発生した中野・新宿間の人身事故、約50分送れて新宿駅に着く。

 

HP:わたしの天気予報