展望は素晴らしい、信仰の山として親しまれる
綿向山(わたむきやま 標高:1110b)

 

 

五合目避難小屋 ここまで来れば山頂はすぐ!

 

 

 綿向山の山頂から雨乞岳、鎌ヶ岳が美しく見え、鈴鹿山系です。

  天候が良いと、北・南アルプス、琵琶湖、比良連山まで見え、大パノラマの山です。

接触変質地帯:石灰岩の変質した岩が帯状になる、希少鉱物が分布。国天然記念物。

展望は、冬の晴れた日が一番だろうと思います。

2011年7月23(土)晴れ 関鈴鹿山系の西に突き出る山 綿向山

コース

JR京橋駅4:52=(JR大阪環状線)⇒大阪駅=(JR京都・琵琶湖線)⇒6:55近江八幡駅7:43=(近江鉄道バス)⇒8:40北畑口バス停(終点)8:40―(0:35)→西明寺口バス停9:15―(0:25)→表参道・北尾根コース分岐9:40―(0:10)→壱合目9:50―(0:25)→三合目10:15―(015)→五合目10:30―(0:10)→六合目10:40―(0:10)→業者コバ10:50―(0:15)→八合目11:05―(0:15)→九合目11:20―(0:15)→11:35綿向山山頂(標高1110b)12:20―(0:10)→北尾根コース入口・八合目12:30―(0:15)→ナメ滝の沢12:45―(0:25)→林道出合13:10―(0:15)→表参道・北尾根コース分岐13:25―(0:20)→西明寺口バス停13:45―(0:15)→地蔵橋14:00―(0:15)→14:15北畑口バス停14:49=(近江鉄道バス)⇒15:40近江八幡駅=(JR琵琶湖線)⇒石山駅=(京阪電車)⇒石山寺駅石山観光16:00石山寺発=(京阪電車)⇒石山駅=(JR琵琶湖・京都線・大阪環状線)⇒18:00JR京橋駅

 

定刻前に近江鉄道バスは駅前バス停に着く登山姿は一人だ、バスは町中を通過狭い道をギリギリに走り、途中、日野駅8:25を通過する、一両の可愛い電車は近江鉄道だ!

8:40予定通り北畑口バス停に到着、バス停の向かい側に大きな案内板が建っている、主役は綿向山です、ルートを確認し歩き出す、黒津橋を渡りなお広い道路を行くと、綿向山道標が現れる、イヌと散歩中の女性に道を聞くと「この先のバス停が登山口ですよ!」と親切に教えてくれる、彼女の教えてくれた道は、地蔵橋で右に曲がるコースではなく、西明寺口のコースで、真っ直ぐそのまま道路を進む、まもなく西明寺口バス停に着く、ここには案内板と綺麗なトイレが建っている。

案内板を見て、真っ直ぐ進むとY字路、右が綿向山(標高:1110b)、左は竜王山(標高:825b)である、右に少し下り橋を渡った所に大きな駐車場がある、駐車場に入らず道なりに進めばT字路、左折すると舗装道路は終わり、砂利道になり、目の前に大きなダムが現れる。

 


堰堤

 

この堰堤の右側を登ると林道に出合い、左折する、接触変質地帯の案内板がある、左の沢は昨夜の雨の影響か?水量が多く音も凄い、その先に10台ほどの駐車場がある、ただここまで車は入れないかも知れない。

ヒミズ谷出合小屋が建ち、表参道と北尾根コースの分岐になっている、ここは表参道を選択、大きなジグザグ道でとてものんびり歩けます、七合目まだこんな感じです。

杉林で展望は無い、一合目(標高545b)、二合目(標高640b)と順をおって緩やかな登りです、まもなく尾根道をひとつ変える、三合目(標高700b)で林道に飛び出るが、すぐ先で登山道に取付く、まもなく避難小屋が見えてくる。

 


ここだけブナに囲まれる

 

再びジグザグに登山道は杉林を登る、四合目(標高760b)、目の前が明るくなって五合目小屋、展望の良い所に建っている。ここに西明寺分岐がある、右杉、左雑木林と気持ちの良い登山道が続く、六合目(標高890b)を過ぎると再び杉林、七合目は行者コバ(標高930b)でベンチがあり休憩に良い。

 

 
左:行者コバ               右:ブナの美林

 

行者コバから細い道に一変、薄暗い杉林を抜けると美林のブナ林になる。

沢を横切り、八合目(標高985b)水無山分岐、この先は一変明るくなる、沢の源頭を横切り、大木のブナを見てゆるやかに登ると、斜面一面笹に覆われる所に出る。

 
左:これは美しい!         右:長い階段

 

展望は大きく広がってくる、九合目(標高1090b)山頂まで0.9`、涼しい風が身を冷やす、目の前に長い階段、急です!

階段で振向く展望は美しい眺望!登り切ると正面に雨乞岳、鎌ヶ岳の雄大な姿が目に飛び込む。

ここが、綿向山(標高:1110b)の山頂です。

 


雨乞岳、鎌ヶ岳

 

二人の男性が昼食中、弁当を広げ贅沢なレストランは涼しい風が吹き抜ける!

下山は北尾根コース、まず来た道を戻る、長い階段を下って、八合目で北尾根コースの道標を見て曲がる、沢を横切って岩場を越える、急こう配は去った台風が残した落葉で道が消え、リボンを探しながら道を確認、だいぶ下がった位置に立派な道標を見付けホットするが、後は明確な道が続く。

 


ガレ場 文三ハゲ

目の前にガレ場、左上に登り切る、表参道に比べ大きな差は無いが道は比較にならいほど狭く荒れている、展望もない、滑沢を上に見て沢を横切る、さらに三つ目の沢を横切る、源頭で水が涌出ている。

 


い道、沢を横切る

 

その後杉林になり、薄暗い道をひたすら下ることになる、四つ目の沢、水無山なのに水は多い?イワカガミの大群落を通過、林道が見えてくるが、ここは下りの道が有るけれど、上に向かう道を選ぶ、迷ったら上に向かうのが鉄則!

 

 
左:そろそろ登山口です         右:展望が開けると林道に出合う

 

トラバース気味に進むとゆっくり下る道が続き、林道に飛び出る、すぐに向かい側に登山道がある。避難小屋のある合流点に戻ってきた

 


表参道と北尾根コースの道案内の避難小屋

 

後は西明寺口バス停までのんびり、道路に出て地蔵橋、黒津橋とのんびりと歩き、北畑口バス停は近い距離である。

14:15北畑口バス停着14:49発バスを待つ

登山口からバス停までは前衛の山の影で見えなかった綿向山は、バスが少しは走ってから、振り向くと雄大な姿を見せている。

15:40近江八幡駅着、15:56発に乗る、石山駅で途中下車、京阪電車で石山寺駅へ、16:00を過ぎ石山寺は閉門で境内に入れなかった(笑)

 

 

 

 16:00は入れるかなと思ったが?

 またの機会に訪れたい石山寺を後にし、京阪電車で石山寺駅から石山駅、ここからJR石山駅17:17発、JR琵琶湖・京都線・大阪環状線で18:00京橋駅着。

HP:わたしの天気予報