東六甲縦走路から最高峰を経て白石谷を下り有馬温泉
大平山(標高:681b)水無山(標高:800b)六甲山最高峰(標高:931b)

 

 

地元の人はモチツツジと呼んでいる

 

 

  六甲山、ここは六甲銀座と呼ばれるハイキングコース、今日は阪急宝塚駅から六甲山最高峰を登って、有馬温泉に下って、バスでJR宝塚駅のコースを歩いて来ました。

  

  阪急宝塚駅から宝来橋を渡って、塩尾寺、ここから東六甲縦走路、大平山、水無山を越し、阪神淡路大震災で崩壊後新しい鉢巻山トンネル一軒茶屋をへて六甲山最高峰。下山は白竜滝を見て、有馬温泉へ下る。

2011年5月21(土)晴れ 関西の山で愛される人気コース 
大平山、水無山、六甲山最高峰

 

コース

JR京橋駅4:51=(大阪環状線)⇒JR大阪駅・梅田駅5:20=(阪急宝塚線)⇒5:35阪急宝塚駅6:05―(0:05)→宝来橋6:10―(0:10)→竹ヤブ(登山道6:20―(0:15)→配水池6:35―(0:05)→塩尾寺6:40―(0:30)→生瀬分岐7:10―(0:40)→車道出合7:50―(0:25)→林道出合8:15―(0:05)→大平山(標高681b)8:20―(0:30)→船坂分岐8:50―(0:20)→カエル岩9:10―(0:10)→水無山(標高800b)9:20―(0:25)→道路出合9:45―(0:15)→トンネル越えて道路10:00―(0:05)→10:05一軒茶屋10:15―(0:10)→10:25六甲山最高峰(標高931b)10:35―(0:05)→白石谷分岐10:40―(0:45)→白竜滝11:25―(0:35)→紅葉台分岐12:00―(0:20)→12:20有馬温泉13:18=(阪急バス)⇒13:40JR宝塚駅13:50=(JR宝塚線)⇒・・JR京橋駅へ

 

今週15日から大阪へ出張、関西を代表する山歩きコース、東六甲縦走路を歩くことにする。

阪急宝塚駅から出るが案内が無く、迷うが、宝来橋を渡ると甲子園大学の看板が目に入る、コンビニでおやつを購入、塩谷川沿いに舗装道路を登る、塩尾寺への道標を見送り、次の道を右折すると、行き止まり?思うが細い登山道がある、竹ヤブ、自然林の登山道です。

林道に飛び出ると上から散歩中のご夫婦、ピック色のツツジの名を訪ねると「モチモチツツジ」だとのこと、林道から離れ細い登山道を登れば配水池に着く、ここを回り込み再び林道に出る、展望が開けるが初めての土地で見える方向は宝塚市か伊丹市方向だろうか?

 

 
左:積み上げていいのかな?                 右:塩尾寺

 

ここはしばらく長い林道歩きが続き、正面に塩尾寺(えんぺいじ)が見えてくる、境内に入り、一息入れるがトイレや水道は使えない。

林道に戻ると、すぐに本格的な登山道で、東六甲縦走路である、砂地でV字に掘れた道が続き、ちょっと辛いところ、元気に追い抜いてゆく若者、六甲全山縦走だそうで、神戸の先まで、約13時間とのこと、私の方は六甲山最高峰までは、こちらは13`。

彼が消えた後、道脇に木の鳥居、ここが岩倉山?続いて生瀬分岐、広い道になり、傾斜が緩み鉄塔の下に着く、その先で左に分岐する道、立ち寄ると大展望、周囲にはモチツツジが咲き誇る。

 

 
左:モチツツジの咲く、展望地点               右:素敵な縦走路

 

晴れていれば、大阪湾が広がるのだろう、この後、しばらく好ましい縦走路が続き、楽しいところです、自然林に囲まれ、アセビのトンネル、、

 

草の上に置かれたベンチ

低い精度で自動的に生成された説明 森の中のベンチ

中程度の精度で自動的に生成された説明

左:大平山を経て六甲山最高峰・塩尾寺を経て宝塚    右:大平山はこちら

 

平坦な道が続き、一本もヤマツツジが咲き、その先で広い道路に飛び出る、大平山を経て六甲山最高峰・塩尾寺を経て宝塚の標識、道路を横切って、急坂に取付く、登り切ると美しい尾根道、車道に飛び出る、ここまで自然林だったが杉林、減点である!

 

しばらく林道を進み、左に縦走路の道標があるが、大平山への道は手前右にある、取付くとヤブ道、ピークまで登ると一人が立てば満席の大平山山頂である、目の前の鉄塔を見るために登ったような気分になり、急いで同じ道を引返す。

先ほど見つけた縦走路の案内に従い、登山道に入ります、再びアセビのトンネル、細い杉林、緩い上下が続き、アカマツ、笹に囲まれ、まもなく高い山が左に見え、船坂(清水谷道)分岐、鎖場の急坂を通過、続いて巻道が有るがここは直登、上でコースは合流。美しい縦走路が続きます。アカマツとアセビと続き気分が良い、ただ尾根道だが樹林に囲まれ展望は期待できない。

 

 
左:ドウダンツツジが見頃です               右:カエル岩

 

ブドウの様に房になって咲くドウダンツツジの林が続きます。

突然カエルの様な巨岩!先にも後にもこのコースで最大の巨岩でした、この岩の間に花期を過ぎたイワカガミが一輪目に入る、この先のピークの広場が水無山、ここで一休みする為に丸太に腰を降ろす!

 

森の中の道

自動的に生成された説明

白山の宮 一の鳥居

六甲山神社(むこうやまじんじゃ)

六甲山神社(むこやまじんじゃ)は兵庫県西宮市山口町、六甲山最高峰から東へ1km程隔たった標高840mの見晴らしのよい峰に鎮座する神社(廣田神社の境外末社)。祭神から白山の宮(しらやまのみや)とも称される。石の宝殿と呼ばれる大きな石祠(六甲山石宝殿と称される)があることで著名  快晴の日に通過し、この大鳥居の奥に入ってお参りしたいものです!

 

この後、さらに登りが続く、尾根道が続き、とても歩き易い、再び道路に飛び出る、この道は阪神淡路大震災で破壊された六甲ドライブウェイで、新しく建設された鉢巻山トンネルの手前まで車道を歩きます、探すとトンネルの左に登山道も用意されている、振向くと大きな鳥居、この道に入り、トンネルを見下ろして進む、そして急登をすると、再び車道に出るが、すぐに気持ちの良い登山道が続く。

 


美林の小道

 

一軒茶屋に到着、一軒茶屋といっても立派な建物である、一汗かいたので氷アイスを頂く、既にお酒が入り歓談している人々もいる。

 

外に出て、車道を横切って、舗装道を登ると六甲山最高峰に到着、富士山までも見える360度のパノラマだとのこと、生憎の天気である。

 

六甲山最高峰:生憎の天気、全く見えない!「一軒茶屋から六甲山に登るコースを往復」しただけ、従って映像は無い!

 

森の中の道

自動的に生成された説明

一軒茶屋 明石神戸宝塚線

登って来た道を引返し、一軒茶屋を右に見下ろし、すぐ先で車道に出て、直ぐに左に入る、魚屋道吉高神社の先で、山頂で出合った千葉から関西に引っ越した親子と別れ、に入る、白石谷から登って来る男性に出会う、聞くとすぐ先の分岐で右に下るのだそうだ、本当はここを真っ直ぐ進むのが正解だったようです。

彼に従って、次の分岐で右に下る、堰堤を難なく3個越える、4ッ目が大変、逆に登って来る人々は対岸の斜面を登って行く、、、魚屋道に続くのか?

 


堰堤横の階段
このような階段、新しくできた堰堤でよく見かけます

 

堰堤に取り付けられた階段を下る、ここの下りは楽だが、良くあの人達は登ったものだ、女性二人、男性二人だったようですが!

美しい渓谷を下る、沢底を下り、大きな堰堤が右に見える、その下で左から下る道に合流、この道こそ、魚屋道から吉高神社の先で別れ直ぐ右に下らず、真っ直ぐ下る道だった。今度は5,6人の登山者が登って来る、崩れの大きな所も有り、危険です。

 


ツバキが散る渓谷

 

更に下ると、白石滝が見える、慎重に近づく、美滝です。

 


白石滝

 

六甲山に!こんなに奥深い渓谷が有り、美滝が存在し、とても神秘的な印象を受ける、この先も危険な沢下り、一歩一歩岩を越えて行く、ようやく渓谷から抜け河原に出る。


白石谷最後の河原

 

続いて堰堤を一つ越えると紅葉谷への分岐で広い林道を下ると、有馬温泉です。

阪急バスを待って、宝塚駅へ、帰路はJR宝塚線に乗ってみた。

六甲山最高峰で360度のパノラマは見なかったが、岩倉山から大平山への縦走路、船坂峠周辺の登山道は実に綺麗で好ましい、最後の白石谷も危険はあるものの美景の渓谷でした。六甲山最高峰から神戸まで次回は歩いて見たいものです

HP:わたしの天気予報