三宮駅から神戸市営地下鉄山手線に乗り新神戸駅から摩耶山へ
摩耶山(標高:702b)

 

 

布引滝  雄滝

 

 

  摩耶山は六甲山系で、人気が高い。交通を調べて見るが、布引滝を訪れ、摩耶山に登るには、山陽新幹線新神戸駅か神戸市営地下鉄山手線新神戸駅が便利だ。

摩耶山に新幹線で行くのは笑われる、阪急神戸線で神戸三島駅、ここで神戸市営地下鉄山手線に乗換え、新神戸駅から歩くことにしました。

摩耶山山頂で掬星台(きくせいだい)の 日本三大夜景を確認し、徳川道で石楠花山からの道に合流、そのまま、スタートした新神戸駅に戻ってきました。

2011年9月18(日)晴れ 神戸市営地下鉄山手線の新神戸駅から 摩耶山 掬星台「日本三大夜景」

コース

JR京橋駅4:54=(JR大阪環状線)⇒JR大阪駅・梅田駅5:20=(阪急神戸線)⇒(西宮北口駅で終点のため乗り換える)神戸三宮駅=(神戸市営地下鉄山手線)⇒新神戸駅6:05―(0:25)→布引滝6:30―(0:10)→見晴広場6:40―(0:00)→猿のかずら橋6:40―(0:15)→城跡6:55―(0:15)→神戸・箕谷線出合7:10―(0:30)→市ヶ原7:40―(0:20)→摩耶山分岐(天狗分岐)8:00―(0:15)→布引ハーブ園分岐8:15―(0:25)→広場8:40―(1:00)→NHK電波塔9:40―(0:00)→天狗岩・三角点9:40―(0:10)→9:50掬星台(摩耶山山頂広場)10:05―(桜谷道 0:05 )→徳川道出合まで1.3`地点10:10―(0:35)→沢渡渉10:45―(0:05)→水場10:50―(0:35)→堰堤11:25―(0:05)→分水領越分岐11:30―(0:05)→工事現場11:35―(0:15)→摩耶山分岐(天狗分岐)11:50―(0:10)→市ヶ原12:00―(0:30)→谷川橋・猿のかずら橋12:30―(0:05)→展望広場12:35―(0:20)→12:55JR新神戸駅13:05=(帰りも同じ電車)⇒JR京橋駅

 

5時台では神戸三宮駅直通は無く、西宮北口駅で待っている電車に乗り継ぐことになる、神戸三宮駅で地下鉄に乗換え、JR新幹線新神戸駅へ、エスカレータを乗継ぎ新神戸駅の改札口に上がる、改札口から外に出て左折、あまりにも大きな文字で「布引滝、、」と壁に書かれており気が付かないで、散歩のおじさんに道を聞いてしまう、朝のラジオ体操に向かう人で、布引滝の雄滝の入口まで案内してもらう6:30が過ぎておらず助かる。

雄滝・雌滝と親しまれ「毎日、ラジオ体操6:30に集合している」とのこと、改札口を左に出て、すぐ新幹線のガード下を左折し、右に登る、すでに急坂、この新神戸駅改札口が登山口と言って良い。

 

 
左:国重文の砂子橋                           右:布引滝 雌滝

 

砂子橋までおじさんが案内してくれる、彼の友人が集い、ここでお別れする、橋を渡ってすぐ左の広場がラジオ体操会場、布引滝は右の石段を登る、案内に従って雌滝へ。

雌滝に降り、ドーム型の取水堰堤を見て、雌滝を見下ろす位置まで上がる、そして雄滝に下る。

 


布引滝 雄滝

 

雄滝から離れ、登り切ると展望広場、6:40ラジオ体操開始され、大勢の人集っている、展望も素晴らしい。

 


展望広場

 

続いて、猿のかずら橋、ここは渡らず市ヶ原だが、渡って見る、急登だが良く手入れされた登山道が上に伸びており、登って見る、途中、神戸が良く見える、登り切って右折、滝山城跡、樹林にスッポリ囲まれ薄暗い所です、再度公園方向に向かう、トラバースを続け、東屋の建つ広場に着く

続いて小さなピークを二つ越え、三つ目で三差路に出て、二本松方向へ、道路に飛び出て右折、すぐ三差路で、ここは大竜寺へと右折、道路は車の通行は無く、しばらく緩い登り、下りになると大滝寺で、六甲全山縦走路の道標が現れ、広い道路から離れ狭い道路へと右折する、菊水山経由でやって来た男性にお会いし市ヶ原へと下る。

 

 
左:市ヶ原へ向かう               右:市ヶ原の木橋

 

20分ほどで市ヶ原に着く、広い河原で木製の橋を渡る、大滝寺に向かうのか背の高い美女を見送る。

河底から一段登ると、茶店、ベンチ、トイレが置かれ休憩所になっている、分岐の道が有るが、六甲全山縦走路の案内に従って進む、市ヶ原から木製の階段を登る、右の高い位置に大きな建物が見える、布引ハーブ園だろうか?

森林植物園分岐を摩耶山へと登る、六甲全山縦走路もこの道を登っている、天狗岩コースで摩耶山では一番キツイ急登のようです。樹林帯の登りで展望は無い、しかも薄暗く、急登、松一本のピークかえは尾根道が続き、楽になる、展望はあるが摩耶山周辺の山しか見えない、細い尾根道で布引ハーブ園分岐、この後、阪神大震災の爪痕を工事する現場を通過、ここから急坂になってくる。

崩れやすい砂状の道が続く、一歩一歩、展望が欲しい所、そんな頃、遠望だが左の高い位置に町が望める。巨岩が現れ、トラバース状になり、一度谷状を横切ってゆく、吹き上げる風が涼しく気持ちが良い所です、直ぐに急登し広場に出る。

 

 
左:一息付ける、展望広場                    右:三角点 展望は無い

 

掬星台(きくせいだい)右、左ツエンティクロス分岐、石段登りになって、まもなくNHK鉄塔に着く、鉄塔の裏に登ると天狗岩、三角点があり、ここが摩耶山(標高702b)の山頂です。

山頂の三角点からNHK鉄塔からの林道に下って、桜谷道を確認し、三差路に着き、右に登り切れば掬星台の広場に飛び出る。掬星台は摩耶山の山頂近くにある展望広場で日本三大夜景の一つ、他の二つは、函館山から望む夜景(北海道函館市)、稲佐山から望む夜景(長崎県長崎市)。

 


掬星台(きくせいだい) 日本三大夜景

 

掬星台は大展望が広大に広がる、夜は20時までロープウェイ/ケーブル(まやロープウェイ・まやケーブル 阪急神戸線王子公園駅から徒歩約20分)が運行、夜景は大人気のようです、展望を楽しみ、桜谷コースへ。

桜谷コースの事は、登りのときに同行になった地元の男性が教えてくれる「摩耶山に登って掬星台でボーっと過ごす時間が、、大好き」とまだ残って文字通りボーっとしておられた。

徳川道出合まで1.3`、美しい沢が続きます、樹林の中で展望は無いが充分美しく、この沢の音も素晴らしい音です、沢の音は沢を作る土台の岸壁の性質によるようです、周囲は自然林、二段の小さい滝。

 

 
左:この橋の手前の小道を下る 渡っても下流で合流                          右:徳川道に出る

 

沢に出合い小さな渡渉点、その直ぐ下に水場、ツエンティクロスが始まる、ツエンティクロスとは渡渉点のようなポイントが20箇所有るからだそうです。水がプールの様になっている所もある、市ヶ原1.8`地点で徳川道に出合う。徳川道を下ると石楠花山(標高:652b)からの道が合流する。

 

 
左:石楠花山からの道に合流                    右:壊れそうな浅橋

 

道は広くなる、壊れそうな浅橋もあるが、ルンルン気分の道。ツエンティクロスは続き、楽しい道です、大勢の登山者がどんどん登って来る、分水領越分岐はちょっとした広場、目の前の飛び石を渡る。

 

 
左:分水領越分岐の飛び石  右:次々と川を横切る

 

河原を小さな橋を渡ったり、広い川幅を飛び石で渡る所もある、楽しく面白い所です。

登りに横切った工事現場と同じ現場がここまで続いている、この現場を過ぎると、休憩広場、これから登る登山者が大勢休憩中、この先急急降下になる、登る人は大変だろう。

K岩尾根分岐地蔵谷分岐から少し登ると天狗岩コース分岐で登ったコースに戻る、ここで出合った二人の男性「天狗岩コースが摩耶山では一番きついですよ、、」と言いながら天狗岩コースを登って行く、確かに大勢の人は、桜谷コースを選んでいるようです。

 

左に布引ハーブ園を見て下ると、市ヶ原、茶店の前を通過し、右に下ると、貯水池の畔に出る。

 

 
左:貯水池                       右:絶壁!

 

池を半周すると、ダムの上に出る、ダムの上から岸壁を見る。ジグザグにダムの階段を下ると、左に大きな滝が見える。

 


見えそうで見えない大滝

 

さらに下ると谷川橋、すぐに猿のかずら橋、続いて布引滝です。

何度見ても飽きない、雄・雌滝です。

 

 
左:谷川橋       右:猿のかずら橋

 

直ぐに雄滝、良く見ると夫婦滝もあり、改めて観瀑、綺麗です。

 

 
左:夫婦滝                右:朝よりも綺麗ですね!

 

雄滝は新神戸から近く、関東から新幹線で来て滝だけ眺めて帰る人もいるとのこと、一件の価値は充分ある。

石楠花山:神戸電鉄有馬線花山駅から石楠花山を登って、徳川道分岐をへて、新神戸駅に下山するコースは六甲山の静かな山遊びに人気があるようです。

 

HP:わたしの天気予報