本当に天狗が住んでいたのだろう |
曽爾高原 |
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人気の曽爾高原の近くに、本格的な山、南逢・古光山・後古光山が連なっている。ここに天狗が住んでいたという。 |
南峰、古光山、後古光山
コース JR京橋駅4:54=(JR大阪環状線)⇒鶴橋駅=(近鉄大阪線)⇒桜井駅6:20=(近鉄大阪線)⇒6:50夕張駅8:00=(三重交通バス)⇒8:50曽爾村役場前バス停8:50―(0:05)→明安寺8:55―(0:10)→ぬるべの郷のY字路9:05―(0:45)→ふきあげ斎場9:50―(0:15)→最初のピーク10:05―(0:20)→二つ目のピーク10:25―(0:05)→三つ目のピーク10:30―(0:00)→四つ目のピークは南峰(標高960b)10:30―(0:15)→古光山(こごやま)山頂(標高953b)10:45―(0:20)→フカタワ11:05―(0:25)→後古光山山頂(標高892b)11:30―(0:30)→林道出合12:00―(0:20)→12:20曽爾高原12:35―(0:15)→お亀池12:50―(0:20)→キャンプ場13:10―(0:35)→13:45葛橋15:15―(0:15)→15:30太郎路バス停16:16=(三重交通バス、近鉄大阪線、JR大阪環状線)⇒JR京橋駅 徒歩 30,701歩 |
近鉄大阪線名張駅8:00発、幼稚園の女の子を連れたお母さんが登山姿で乗ってくる、10分程で大きなダムを見る、紅葉の時期は素晴らしい所だ、奥多摩の丹波辺りに良く似た山々と渓谷美です、太郎路バス停でお母さんと娘さんが降りる、次の葛バス停で登山姿の男性が降りてゆく、最後の乗客の私は曽爾村役場前バス停で降りる。
バス停から数b戻り、右に折れると、登山口4.3`の道標、緩く登り振り向くと、鎧岳・兜岳が見事です。
鎧岳・兜岳が立派! 登りたいものです。
左に明安寺が見え、なおも登る、塩井橋の手前の道は見送って、直進、続いてY字路では左に折れ、大峠・ぬるべの郷(漆の植林が有るとのこと)方向に向かう、ここで民家は切れる。
登山口まで長い林道が続く
ここから、杉林に囲まれ木陰は多いが、辛い林道歩きが続きます、沢の音も聞こえ、時には涼しい風が入る、古光山1.0`・後古光山2.0`地点の道標が登山口に、ここが「ふきあげ斎場」(大峠)の入口、入口を入ってしまうと迷ってしまう、入らず、左の土手に取付く、踏み跡は薄く、大丈夫かなと思いつつ登ると、良く茂った草の中に道があり急登する。
古光山登山口
綱場、足は滑る、ススキを数本握ってよじ登る、振向くと驚きの展望。
大展望が広がる、足もとは急斜面
根本から5本の枝分かれの木の元で一息つく、さらに急登、ようやく最初のピーク、尾根に飛び出て、水平道、石の上に腰を降ろし休憩、展望を楽しむ。
ここから吊尾根が続き、松やツツジが多い、しばらく尾根歩きかなと思うが、直ぐに綱登りが現れ、続いてピークを越える、ツツジの本数は驚きの数です、ピークからの展望は素晴らしい。
曽爾高原が見えている、甘茶のソフトクリーム見たいです!
展望のピークから下り、次が南峰、本コースの最高峰、展望も最高でした!
古光山手前にも幾つかのピークが迎えてくれる
ここは丸みの多い岩が並ぶ、ここを越え、直ぐ岩場の下り、ちょっと危険、慎重に下る、ここが天狗ノ踊り場らしい、かなり下って、次の綱場を登る、ここはササが伸びうるさい、登り切ると古光山山頂です、ちょっとした広場で強い日差しが照り、周囲の木々が伸び展望は期待できない。
後古光山へ目を向ける、驚きの急坂がまっている、慎重に下り、フカタワ0.3`・後古光山0.6`の道標でホットするが、ここからが本番、ロープや木の根を頼らねば下れない箇所が次々と現れる。ようやく杉林、傾斜は緩みフカタワの薄暗い鞍部、後古光山から5,6人の若者が岩場を恐々下ってくる、確かに急坂の岩場、大げさに10本程の綱がブル下がっている。下りは足元も滑り大変だが登りはあっけない!
しばらく綱場が続く
最初の長い綱場を通過すると、大きな岩の間を登る、やや平坦になって、ほっとするが、今度は崩れやすい、心臓破りの急坂、足元の小石を崩さないように登る。
360度のパノラマ
登り切ったところが、後古光山山頂、背の低い私にとって移動しないと360度にはなりませんが、倶留尊山(くろそやま)、曽爾高原(そにこうげん)、鎧岳、兜岳が続き、ちょっと遠いけど三峰山(みうねやま)、高見山が素晴らしい。
後古光山からはのんびり歩けます
ここからは古光山や後古光山のような厳しい岩場や坂道は無い、いったん下って、同じくらい登り返し、木段の階段を下る、感じの良い、のどかな道が続く。
ススキの原に下って、展望の良い芝生の斜面、のんびりと、お昼寝をしたい所です。
美しい曽爾高原
今度は美林の杉林、長い階段が置かれ、杉林にはちょっと似合わない、杉林はジグザグな道が良く似合うのだが!
薄暗い階段を下る
この階段を下り切ると、林道に出合う、横切って亀山方面へ、ピークで大きく右折して下ると、分岐、ここは左へ、再び三差路、ここは右方向に登る、続いての分岐は左に向かうと、亀山に登る木の階段、雨がポツポツ落ちてくる。
美しい登山道
今度は杉林の階段では無く、笹に囲まれ、美しい樹林、天気雨のようです。
曽爾高原 中央が亀山峠、写真の右奥が亀山
まもなく曽爾高原の淵に飛び出る、亀山(標高:849b)は右に登るのだが、雨が止まず、ここで下山を決める。眼下にお亀池を見ながら昼食。
急降下で曽爾高原に下ると雨は止み、散策に切り替える、ススキの原で9月から10月が美しいとのこと。
曽爾高原のお亀池には水が無い!
今日は真夏、青々としたススキの原に松が数本、、素晴らしい光景!
ここから東海自然歩道をたどって、太郎路バス停に向かう。
曽爾高原バス停(季節限定運行)を過ぎ、キャンプ場を左に見て下ると、庭先でトマトを販売するおばあちゃん、冷たい水で冷やした試食トマトを頂く、2個100円のトマト、塩は常に携帯。
坂を降りかけながら、食べながら、教えてもらった近道を下ると、ファームガーデン、お亀の湯を通過、東海自然歩道には太郎路バス停で無くて青連寺川に突き当る、川上方を見れば葛橋が見える、ここで川に架かる小さな橋を渡り、細い道を登ると朝通過したバスの道に飛び出る、葛バス停は左に50b、このバス停には郵便局がある。
次のバス時刻は2時間後です。興味のある葛橋に下って見るとトイレと東屋が立っている、ここで1時間ほど昼寝・休憩し、葛バス停に戻って、太郎路バス停へと歩く、太郎路橋、ここにはトイレと売店もありここでバスを待つ。
葛橋から葛バス停に登る道から「葛橋と曽爾高原」
バスは定刻にやって来る。
HP:わたしの天気予報