眺望、奇岩地、湿源植物/琵琶湖の北部
赤坂山(標高:824b)三国山(標高:876b)

 

 

赤坂山

 

 

  琵琶湖の北に位置し、マキノ高原の奥に聳える赤坂山と三国山を歩きます。

  例えば電車ですと:京橋駅6:08発で大阪駅6:21発、京都駅7:00発、近江今津駅8:13発と予定するとマキノ駅に8:21に着く、昨夜は奥琵琶湖に泊まった、美しい琵琶湖の夜明けを見て、マキノ駅から始発の8:13発のバスでマキノ高原バス停8:30に着き、赤坂山と三国山を縦走してきました。

  思い切り歩き:31,376歩でした。

 

明王ノ禿から赤坂山を振り返る

2011年7月10(日)晴れ 奥琵琶湖の赤坂山と三国山

コース

JRマキノ駅8:13=(湖国バス)⇒マキノ高原バス停8:30―(0:15)→赤坂歩道登山口8:45―(010)→銚子ヶ滝分岐9:05―(0:20)→休憩ベンチ9:25―(0:15)→武奈ノ木平9:40―(0:05)→アジサイの咲く堰堤9:45―(0:40)→大谷山分岐10:25―(0:15)→10:40赤坂山10:55―(0:10)→明王ノ禿11:05―(0:25)→三国山分岐11:30―(0:10)→三国山11:40―(0:15)→三国山分岐11:55―(0:05)→木道出合12:00―(0:25)→林道出合12:25―(0:10)→黒河峠12:35―(0:50)→広い道路出合13:25―(0:20)→白谷温泉13:45―(0:00)→13:45白谷バス停14:20=(マキノタウンバス)⇒14:40JRマキノ駅14:50=(JR湖西線新快速)⇒16:28JR大阪駅=(JR大阪環状線)⇒JR京橋駅

歩数 31,376


琵琶湖の朝

昨夜は奥琵琶湖に泊まった、美しい琵琶湖の夜明けを楽しむ。

ホテルを7:30に出て、マキノ駅8:13のバスに乗る、この時間ではマキノ温泉「さらさ」バス停までバスは入らないので、徒歩5分ほどの手前のバス停で降りることになる。


マキノスキー場の右側を行くと案内がある

マキノスキー場を登り上部に赤坂山登山口がある、本格的な登山道が待っており、丸太の階段で凄い急坂です、小さな沢に滝、三差路に着く、松林で少し平坦、再び急登!

また平坦になるが短く、直ぐに急登、高い峰が望めるベンチのある休憩所で一息つく、この後展望は無く、急坂を登ると大きな東屋が建っている、武奈ノ木平に到着する、先行した男性三人が休憩中。


武奈ノ木平

武奈ノ木平から見えるのが赤坂山?

サルの鳴き声が聞こえるが顏は見えない、直ぐに沢の流れ、美しい所です。


心地よい沢の流れ

沢筋を登る、沢の上に向かうと石畳が現れびっくり、古道です。

堰堤にはアジサイ、きっと工事の跡に心ある人が、植えられたものでしょう、このアジサイは美しい花を咲かせ見頃です、ここで堰堤の内側の沢に降りて一休み、さっきの東屋は暑いけどここは涼しい!下山時ここを通るなら水遊び!

送電線が頭上を走っている、木々の間の展望、足元にはイワカガミの群生が広がっている、花期は何時ごろだろうか?

再び林に入り、沢は見えなくなり、道はジグザグとなり、この辺りで登りが楽になる、林は自然林の美林、なんとなく稜線に近づく感じ、大きな鉄塔の横に出る、立寄ると展望は素晴らしい。


鉄塔から

鉄塔から戻って、平坦になった道を進むと、大谷山分岐、粟柄越です。

可愛い大谷山が左に、ここは右に行く、山頂から下ってくる人、10人ほどです、マイカー登山者(私は長期出張者で運転は禁止)は早い!

気持ちの良い風が吹きとても涼しい、 一変に視界が広がって大草原の感じ、ここは赤坂山山頂


立派な赤坂山の道標

山頂の展望は素晴らしい、初めても山、見える山の名前も解らないが、素晴らしい眺めである。お弁当を広げ山頂を独占する。

三国山へ向かって急降下。


激しい下り

急な階段を下り切ると、足元はシダの密林、木陰が嬉しいけど薄暗い、梅雨明けの関西暑さは厳しい、黒河林道まで2.6`、明王ノ禿、抜群の展望台です。

 
明王ノ禿                          明王ノ禿から赤坂山を振り返る

明王ノ禿は奇妙な岩のピーク、花崗岩が風化して特有な姿になったとのこと自然は美を作る!丸太を下ると、90度左折、ちょっと下った所に水量の多い沢、頭を沢に突っ込み冷やす。

ゆるやかな道が続き、二個目の沢は数量が少ない、美林の道が続き、三国山0.4`の登り口、立ち寄ることにし密林の道に入る、コアジサイが時々咲き、最後は急坂の直登で泣かされる、一人が通過するにも狭すぎる。

三国山山頂は広場になりベンチは大きな岩、三等三角点、標高:876bと赤坂山は824bだから今日の最高峰、木々が伸び赤坂山がやっと見える程度!紅葉なら素晴らしいかもしれない。


静かな山頂 三国山

取付きまで戻り、分岐点からちょっと下ると沢になる、団体さんが昼食中、彼らは、これから明王ノ禿を越えて赤坂山だそうです、熱中症にはお互い気を付けたいものです。

ジメジメした道が続き、まもなく木道に出合う、三国山湿原の期待が高まるところ!


キンコウカの咲く三国山湿原

キンコウカの咲く三国山湿原、日の当たる位置にあり年々乾燥し規模が小さくなってしまったらしい、琵琶湖の展望、ジグザグに下る、展望の岩、林道が見えてくる。


琵琶湖が見える

小さい流れの水場、林道に飛び出て、左折して直ぐに登山道あり、黒河峠に下って行く、大きなトイレの建物が見え黒河峠です。


黒河峠から白谷バス停まで林道歩き

12:30 ここから4.8`の林道歩きです、しばらく歩いたが動く物には出合いません、沢の流れる木陰で昼食、肌着一枚でのんびりと下る。

13:25 広い道路にぶつかる、白谷温泉1.4`地点。

13:40 最初の民家、白谷温泉13:45出発、まだ先が長いのかと思いながら先を急ぐと、直ぐ先に白谷バス停がある。

時刻表を見ると、14:20発マキノ駅行が有る、おまけにバス待合小屋も有って嬉しい限りです。このマキノ駅行のバスは逆ルートから来るバスもあり、早い方に乗れば良いらしい、運賃は格安の220円。

覚悟の林道歩きは約1時間、終わって見ればたったの1時間でしたネ(笑)。

白谷バス停14:20発のマキノタウンバスに乗って14:40にJRマキノ駅着き、14:50発の新快速に乗るとJR大阪駅着16:28でJR京橋駅は直ぐである。

HP:わたしの天気予報